【Dresden3/ドレスデン3】Semperoper
ドレスデンは第二次世界大戦で街の8割以上が破壊され、再建されなかった建物もある。再建される際にはなるべく当時の形、色、風合いをなるべく残すようにしたらしい。
ここ、ゼンパーオーパーも、戦後40年経ってやっと再建された州立歌劇場。
この日は日中別の町へ行っており、開演5分前に駆け込む。最後の残りチケットを購入したので、真ん中の階の横〜の席。…い、いいんだ、久しぶりにオペラの雰囲気を味わうのが目的だから。
今回観たのは、カール・マリア・フォン・ウェーバー/Carl Maria von Weberの「魔弾の射手/Der Freischütz」。私の勝手な思い込みかもしれないけど、この劇場で上演されるオペラは、ドイツものが多いような気がする。
他にコンサートもバレエもあって、冬シーズンは「くるみ割り人形」が毎年大人気。
幕間にほぼ必ずすることが、「舞台よりの前へ行って、客席を見回す」ことと、「一番上の階まで上って、舞台を見渡す」こと。
これは↑舞台前から客席を見回してるところw (真ん中の出っ張ってるところってVIP席だよねぇ)
オーケストラピットにも興味津々。
ここのオケピットはかなり広くて余裕あるな、という印象。
さぁ、上へ上がります。
一番上の真ん中席から見るとこんな感じなのか〜。音はなかなかよさそうだけど、声はちょっと負けるかな?でも舞台と同時にオケも見れるので面白いかも。
この歌劇場は、天井画も有名なのです。
上演中は撮影できなかったけど、カーテンコールは撮りまくり(でも席が横っちょなので💧)。
出演者が多く、このオペラは子役も少し出ていて、バレエ団の子供たちでした。
最後にはオーケストラの指揮者が挨拶に舞台に登ってくる。
ところで今回の上演は、急遽Axel Kober/アクセル・コーバーが、当初予定していた指揮者に代わって指揮監督を務めたとか。再演とはいいながらそりゃすごい。
オーケストラも大変だったんじゃなかろうか。そりゃ拍手鳴り止まないわ。
昔アマチュア・オーケストラで魔弾の射手の序曲を演奏したことがあったので、なかなか感慨深い鑑賞でした。オペラ観たのは初めてだったけど、内容知ってるし、序曲で使われているフレーズが途中で出てきたりもするし、最後はどっぷりハマってた私😅
奥のスクリーンでCG動画流したり、なかなか新旧相まった演出で、最新の演出のものはあまり得意じゃない私でも、これは見やすくて良かったと思ったのでした。
プラプラお散歩しながらホテルへ戻ります。徒歩10分弱とはありがたや。
(ドレスデン編のどっかへ続く)
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