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【Lisbon11/リスボン11】もいちど高いところから眺め、そしてピンクストリート。

シントラから戻ってきた。

まだまだ明るい時間。

駅のホームは2階のはずなんだけど、外を見る限りそれどころじゃない😅

5階ぐらい…?

前日に行ったサン・ジョルジェ城再び。こう改めて見るとやっぱりたっかいところにあるなぁ。要塞だからそりゃそうなんだけどさ…

一昨日シントラのバスツアーから戻った後おばちゃんに連れてってもらったのは、ミラドロ デ サンタルチア/Miradouro de Santa Luzia という絶景場所。Rossio駅からは東北の位置。そこから北にも数箇所同じようなビューポイントがある。
それとは別に、Rossioから西側にもう1箇所パノラマビューを楽しめる場所があって、そちらも人気だとのこと。時間あるし行ってみることに。ムーアの城跡を登り降り、ペナ宮殿も見た後は降り、ペナ宮殿もシントラ宮殿もあれだけ歩き回ったというのに何故か体力がまだ残ってた。こんな有り難いことはございませんぜ。

Googleさんが10分というので、まぁ15分ぐらいみておくか。

サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 /Miradouro de São Pedro de Alcântaraというこの場所からは、おぉ〜、サンタルチアとはまた違った良い眺め。サン・ジョルジェ城とテージョ川が同時に見える。

わ〜ぉ。

しかしこの、パノラマモードで撮ったときにまぁるく歪むの、どうにかならんかな…💧

おもろいけどさ。

ここでまったり休憩したのち、先日バスの中から見ちらっとかけた、傘がたくさんある通りに行ってみることに。これまたおばちゃんから2日前に聞いていた情報で、通称「ピンク・ストリート」という有名な通りなのだそう。バスで見かけたときは傘しか見えず、ピンクはよくわかんなかったんだけど。

歩いて高架の上から町を見下ろす。坂の多い町はやっぱり慣れなくて不思議な感覚。まぁもともと平衡感覚があんまりないので、ふわふわした感じ。


さて、こういう景色が目に飛び込んだ。おぉ、通りがピンク色ではないか。向こうに傘も見える。

そういう意味での「ピンク」ではなさそうだけど。

高架を降りて、歩いてみる。それにしても建物への落書きの多いこと。周りはゴミだらけだし。

ゴミは一応両側にまとめられているけど…

さてこのピンク・ストリート、正式にはルア・ノヴァ・ド・カルヴァーリョ /Rua Nova do Carvalho といい、昔から船乗りと町ゆく人がギャンブルに飲酒・売春で訪れたこの歓楽街の通りを、都市再開発プロジェクトが始まりその一環で周辺の印象をより良くする目的のもとピンクに塗りかえられたのが2013年、まだほんの10年前なのだ。

売春宿はなくなったけれど、多くのバーの名前は今でも港町の名前がついていたり、エロ本の置いてあるお店があったり、名残はいろいろということで。
新しいバーやお店ももちろんたくさんオープンし、リスボンの夜を、怪しげでなく楽しく過ごせる場所となっている。もちろんここにも民族楽器ファドの生演奏があるバーもいくつかあり、件のおばちゃんは「楽しい夜を過ごしたよー、アナタも是非行きなさい!」と2日前に見せてくれた写真は、同じテーブルの見知らぬ人たちと楽しそうに食べて飲んで、肩を組んでもいた。いやはや全く一人旅の強者なおばちゃんであった。ほんの少しでも見習えれば、とも思ったり。

カラフルな傘もキレイだのう。

夜をここで過ごすかどうか迷ったんだけど、翌日最終日に行きたいところがあったので、呑みつぶれてはいかん、とここは断念。いや潰れない程度に呑めばえーやん、という話なんだけどさ…。

流石に疲れたので、夕食はホテルの自室でお持ち帰り食に。
B級グルメでまだ食べてなかったのが、このビファナ /Bifanaという、パンに煮込んだ豚肉を挟んだサンドイッチ。まさしくB級の王道www 
うーん、ドイツの屋台でよく見かける、ソーセージや牛肉を挟んだパンと似ているんだけど、グリルか煮込みかの違いは味と柔らかさに出てくるんだろうなぁ。
といってもどちらもB級ですがw (でも好き❤️)

ちなみにヨーロッパでは、食パンに具を挟んだもののみをサンドイッチというのではなく、とにかく「パンになんか挟んだもの」は全て「サンドイッチ」と呼んでOKなのだ。

長時間煮込んだ豚肉に味がしみてて美味しかった。けど冷めると固くなるので、温かいうちにすぐに食べちゃうのがいいんだろうなぁ。

お持ち帰りしちゃったけど、ホテル近かったのでギリセーフ。ついでに買ったサモサも美味しかった。

ポルトガルでも日本のアニメは人気なんだね。E-sportsも一緒に開催するイベントはドイツにもあるけど、割と一般的なのかしらん。

カラオケまであるんか…?


海を見たくて突発的に来たリスボン、いやしかしまだ海(川ですが)をまったりとは見ていないではないか。イースター期間にも関わらず、限定であれ幸いにもいろんな施設や見どころが開いていて、なんやかんやとあちこちうろうろできていた(あと坂のせいでかなり迷った😓)ことで、
「海見て黄昏れる」というメインパーパスが実行されていないではないか!
(あ、内容的にはかなり大満足なんですけどね。)

というわけで最終日は朝から「海(=川)見て黄昏れ」に行くのです。

(続く)


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