【Lisbon10/リスボン10】サンタ・ジュスタのリフト。
この日はまだまだイースター・マンデー。国によって違いはあれどこの月曜も祝日だったり、オフィシャルには平日だけど各施設や店舗の裁量で「今日も休み!」な場所も多いのが現実。ネットに最新情報が掲載、なぁんて期待はそうそうできず、実際に行ってみないとわからない。レストランなんて結局行き当たりばったりだ。
というわけで、まずは1日歩き回った労い(?)にビールとサラダをかっ込み、じっくり作るリゾットを待つw
タコのリゾットといいつつ、イカもエビも入ってたw 小さく見えるけれどそこは米。お腹いっぱいになりましたさ。トッピングはチーズじゃなくて、何故かパクチー。あるんだここに、パクチー。なんか不思議。魚介の臭み消し、あるいは殺菌効果にパクチー入れるのが王道なんだろうか。後味さっぱりして美味しかったけど。
ところで、「Arroz」とは米料理という意味らしいんだけど、魚介各種、鴨、キノコ、のリゾットもArrozなら、炊き込みご飯や炒めた米飯もArrozというようだ。というわけで、米は固くても柔らかくても、炒めても炊いても鍋で煮込んでもArrozと呼ぶこのアバウトさはなんだろう…(私の勝手な解釈なので、もしか違ってたらすみません🙇)
さて。実はこの後に例のサンクランボ入りのジンジーニャをいただき、ほろ酔い気分でいよいよサンタ・ジュスタのリフトへ。初日に見てからというもの、この付近で迷ったときのランドマークになっていたw 夕方少し遅いこの時間ならいくらか空いてそう。
最後尾あたりに、ギターケースが。路上ライブが終わったのかこれからなのか。ボンゴのような楽器を抱え、けだるく座ってるおじさん。
思っていたより列はゆっくり進み、それでも30分ほどで乗れたのはラッキーだったのかな。
45mの鉄製のリフト。
リフトの本体というか、ハコというか、内装?は木製でクラシック。20人ぐらい乗れるそうです。
上へ上がって、歩道橋から各方向を眺める。おぉ、奥の左上にあるのは数時間前にクジャクを見学したおしたサン・ジョルジェ城ではないか。なかなか高い丘の上にあったんだ。バスで行って正解だったな…
下の金色になっている通りには、観光客用レストランが左右にずらっと並んでる。
川〜〜〜。
ところでポルトガルの建物って、屋根の色が大体揃っていて統一感がある。古い建物もなかなか多く、ちょっと外れた道を歩くと一気に庶民感溢れてたり、崩れかけた壁の建物も多い。んだけどこの屋根でなんとなくまとまって見えるこの不思議。
暮れ始めたら一気に夜へ。気温も急に下がって、風も出てきた。それでも折角なのでもうちょい堪能させていただく。(ちなみにあまりずーっといると、次のリフトで来る人たちで歩道橋の容量オーバーになるので、そろそろ渡りきりなさい、と言われたりする)
渡り切ると、カルモ修道院 /Museu Arqueológico do Carmoが。1755年のリスボン地震で倒壊した後、そのまま廃墟として今も残っている。時間があったら行きたいところ。
本日はリスボン中心地のスポット散策。行き当たりばったりの割にはとても楽しめた。さて、翌日はシントラ再び!頼む、当初の予定どおりストライキ終わって通常運転しておくれー!!
(シントラ編へ続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?