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【Basel4/バーゼル4】二人組でしか塔に登れない大聖堂。

バイエラー美術館から戻るときに、昨夜見た「川向こうからの街側の景色」のお昼間バージョンということで、途中で電車を降りて、再びプラプラ川沿いお散歩。
向こうに見える二本の尖塔がバーゼル大聖堂。向かうはあそこだ、ええ、徒歩ですとも。

9月後半はすでに肌寒い。

再び曇ってきて、天気に翻弄されるのが悲しいところ。山の麓の天気はホントに変わりやすいんだなと実感。

川を渡っ(て戻っ)た大聖堂前の広場。

この右側に大聖堂↓

あぁもう。とにかくこのテの建造物は大きくて、カメラに収まりきれん。肉眼で拝むのが精一杯。

そしてパノラマモードにすると、めっちゃひん曲がるので、通常でこれが限界。

中は、なんというか、模範的な大聖堂、という印象(個人的な感想です)。決してネガティブな感じではなくて、なんというか、代表的という感じ?

大聖堂は、教会と違ってやっぱり大きい。天井もガッツリ高い。とにかく何かあれば住民が集まる場所だったワケだから、前の広場が広いのも当然といえばそう。

祭壇。

ステンドグラスも大きさからして見事。


そしてよくある、装飾や電飾が見たいものを遮るパターン…

ところでロウソクや電球のこういう天井から吊るしたヤツ、シャンデリアというのか?と思いきや、吊り下げ燭台とか吊り下げロウソク台とか、そんなふうに呼ぶんだそうです。

白っぽい石の壁が反射するからなのか、これで夜でも足りるんだよねぇ。
そんなわけでちょっと横にずれてみた。結構視界が変わるもんだ。
後ろのステンドグラスが気になったんだけど、よく見えなかったのは残念。

バラ窓が充実しているのは素晴らしい。花びらみたいな周りの部分まできっちりと。


そろそろ塔に登りましょか、と受付に行くと、若いおにーちゃんが「二人組でしか登れない規則だから、誰か他に一人見つけてください」と。
え、そんな注意書きどこにも書いてないやん。と言いそうになったけれど、視界が広いとは言えない私、文字という文字は逃さず読み尽くすタイプでは決してない私。しょーがないのでバーゼルの展望は諦めた。
…い、いいんだ、どうせ曇ってきてたしさ。

というわけで地上の中庭部分を少し探索。
これはこれでなかなかよかった。
広いなぁ、と思わずにはいられない。

さぁ、川向こうをしばし眺めてから、壁のフレスコ画と時計塔で有名な市庁舎へ行きますか。
と、ここで気づいた。お昼ご飯、食べ損ねたな。

まぁいっか。

(続く)



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