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【Basel5/バーゼル5】赤い市庁舎とパウルス教会

昼ごはんをスキップして、市庁舎へ。行く予定にはしてなかったんだけど、地図を見るとバーゼルの大聖堂から近いのを知って、ていうか、町いちばんの大聖堂と市庁舎ってよく考えたら近くにあるよね、ということで。しかも、500年以上の歴史と赤い壁とフレスコ画とで有名らしい。それは行ってみなければw

…なんかイヤな予感…昨日からあちこち工事してるし、電車もバスもあちこち路線変更してるし。赤い塔が見えてきたと同時に、工事の紅白の柵とクレーンも目に入る。

歩きにくい…人もまばらや…

というわけで、絶賛工事中の通りとマルクト広場であった。屋台も出ていやしねぇ。

いや、屋台は食べ物のが2台だけあったけど、まもなく終わって去ってしまった。
まるでここの工事現場の人用に用意していたかのようだ。

それにしても目立つこの赤。私はこの赤が気に入った(写真だとうまく伝わらないのが残念)。外観の装飾と画もステキ。中には入れるようだ。

とにかくこれが「現役市庁舎」ってんだから、すごい。
んで、90°あっちとこっちでまるで様相が違う。

現役なので、当然中には仕事をしている職員さんがいるわけだけど、毎日こんなに人から覗かれて(もちろん中は見えませんが)、階段も上られて、やりにくくないん?

おぉ、フレスコ画。壁に染み込んで、シミシミである。前にいるのは番人だろうか。

赤と濃い茶でまるで違う様相なのに、なんだか力技の統一感💪?

そしてやはりカメラに収まりきれん。場所や角度を変えていろいろチャレンジしてる人がいたけれど、うん、気持ちはわかるさ。ま、私のはスマホ備え付けのアプリですが。

折角ケータイ買い替えて、Premiere Rushも機能的には使えるようになったのになぁ(しかもAdobeの契約解除しちゃったよ。なんであんなに高いんだ、Adobe一族…)

振り返ったところ。奥にマルクト広場。
しかし…なんか威圧感…

奥の右側に、突然新しいペンキの、まるで他とは様子が違うところが見えた。外から入ってすぐだとこの場所はキレイに隠れている。

自転車置き場っぽいから、ここが職員さんの入口なのかな?

外観はともかく、中はリノベされまくっててきっと機能的なのに違いない。そう思ったら、なんか、「外と内」の差って、そうだよね、あるよね、となんだか急に我に返ってしまったw


さてここからホテルへ戻る途中、昨日電車で通って気になっていた教会に寄れそうなので行ってみた。多分あまり見学に人は来ないっぽい。奥の公園のような広場でくつろぐ人たちは多そうだ。

Pauluskirche/パウルス教会

寒いので外でくつろぐことはできないけど、アイスとコーヒーの移動カフェが入口前にあった。教会の中へ入ってみる。

バラ窓があるので、こっち側が多分後ろ。

…パ、パネル?若いお兄ちゃん二人が、この大きなパネルを設置してる最中であった。声をかけて見学してよいか聞いてみたけど、おにーちゃんたちはこの教会の人ではなく、知らんけどいいんじゃない?とのこと。二人の邪魔しないように、周囲から見てみることに。
しかし、正面前ががっつり隠れとるな…

この日の夜か明日に催しがあるようで、スクリーンへの写し方、二階に置いているPCの操作方法などが書かれている模様。おにーちゃんたちはIT担当くんなのか?

あれこれ操作して、この状態になると裏口から去っていったおにーちゃんたち。
というわけで、改めてゆっくり見て回る。

後で調べてみたけど、ここはイベントなどを時々行っているようだ。プロテスタント教会だと、宗教イベントでなく一般の催しにも使ったりしてるよね。
大きな教会ではないけれど、やはりステンドグラスが美しい。

この教会は全体が丸っぽい感じ。長方形じゃないんだな。そういえば絵や像が飾られておらず、プロテスタント系の教会なこともあってか余計にシンプルな印象。

ステンドグラスって、なんでこんなに美しいんでしょうね。雨でも曇りでも、細やかな作品もおおらかな(言い方w)のも、キレイなもんはキレイ。

正面にはこういうモザイク画が両側にあった。パネルがなければこれがちゃんと見られたのにな。

裏口。

振り返った後ろ側。この教会は前にオルガンがあるので、後ろはバラ窓のみ。でも二階には上がれる。合唱団がここで歌うのかな?

さて、たっぷり見学させてもらったら、お腹空いたしちょっと疲れも出てきたな。
近くに見えたスーパーで早めの夕食と夜食を調達。ホテルでひと休みしたら、着替えてコンサート会場へ向かうのだー😃

(続く)


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