今週の裏話「本と付箋とメッセージ


今回の朗読は自作のショートストーリーでした。
ピックアップして頂いたりしあわせなストーリーになりました。
実はこのお話が生まれる前に、とても素敵なお話があって、それに刺激されたからこそ書けたものです。

きっかけはこのお話。

毎週24時の私の朗読配信、ほとんどの書き手を担ってくれているのはこちらの作者のPawnさん。
私には書けない世界観で言葉で綴られるお話を朗読できるのは幸せ。こちらも併せて是非!
時間と景色の色や感触を映画のストーリーのように進めていく書き方は私がどんなに近づきたくてもどうにもならないのです。
どのお話もおすすめ。憧れです。

あ…推しの宣伝してた(*´罒`*)

今回のストーリー、好きな人との本の貸し借りは私の高校時代にあったお話。
自転車通学(家から5分は反則とよく言われてましたw)なので通学にこんな素敵はなかったのですが、部活の部室にふらりとやってくる先輩とおすすめの本をよく交換して読んでました。
私はとても好きでした。
「読書感想文なら遠藤周作で書いたらいいよ」
と言いなが「海と毒薬」を渡してくるあたりが…なんとも…
ドグラ・マグラ読んでるって言ったら、夢野久作全集に付箋挟んで「コレいいよ」って「少女地獄」でした。
チョイスよ…ほんと…先輩…

その後、そのお話を下敷きにしたみきとPさんの「少女ぶぜゐ」というボカロを聞いた時はいつかうたってやる!と思ってインストをダウンロードしてしまったのです。
え?まだ歌えてないですね…へへっ
その先輩とは付き合ってそうで付き合ってないまま私の友達と付き合うことになって、淡い恋は散りました(遠い目)
今は会うことが出来なくなってしまっているけど、そのうち再会出来たらおすすめがなかなかなチョイスだったと今度は伝えようと思います。ほんとにねぇ…

ちなみに、あの男の子のモデルがいるのですが、彼にこのお話を読んでもらったところ「うわ…この男子みたいなこと無理…え…やばっ」と繰り返しておりました。

この2人の先は幸せだといいな。
それにしてもお話の中の彼、ラブストーリーをわざわざ探して告白するとか…いや、もしかしたら普段から読んでたのかそこのところを聞きたい!

今回の配信アーカイブはこちら
https://twitcasting.tv/hanananokoe/movie/751808087



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