今週の裏話「冬の夜空だけが知っている」
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いいお話でした。
今回のも映像が見えるお話。
元気な幼なじみとおかんな僕の対比がほほえましいなぁ。
バタバタと階段を下りる音、コンロのケトルがゆっくりと温まっていくとこ、静かな田んぼの真ん中の音のない音。鼻がツンとなる寒さ。隣の人の気配。そういうのを感じるお話の流れや文が読んでいて心地よかった。
この時期、田んぼはお休み期間。さっき、きっとこのお話の場所はこういうところだろうなって車の運転中に外を眺めながらふと思って、ふふふって笑っていました。
彼、ずっと彼女に振り回されてきているんだろうけど、なんだかんだ言って心地よく楽しく思っているのが感じられてとてもほっこり。
彼女のほうも屈託なく彼に自然体でそれを見せられるのいいなぁ。
作中の言葉の端々に彼の想いが見え隠れするのもとてもいい。
こういう想いの表現、可愛いというかたまらん好きで、何度読んで口元が緩んでしまう。
はい、ここ、心わしづかみ!
はー、好き!(落ち着け)
君は僕のこと、幼なじみにしか思っていないだろうけど、僕には大切な人なんだって聞こえてくる感じに、切なさと愛しさと心づy…
いかんいかん。心の中のなにかが大暴走してるところをお見せしそうに…(しそうじゃなくてもろだし…だよ?)
Pawnさんの描くこういう青年やタイムラプス・バスストップの男の子みたいなのがツボすぎです。
…いかん、これでは単なる好きポイント発表会やん。
朗読についてではですね
今回の朗読、幼なじみの女の子のセリフで意識したことは今の私が二十歳くらいだったらを心がけてみました(は?)
信じられないかもですがたくさんの大人の中で大きくなったので「子供っぽい」を良しとされていない環境でした。今思ってもあまり可愛くないというか、わーって騒いでる中で一緒にやってるけど、心丸ごとは楽しんでいないというか。どこか引いてみているというか。
今は楽しくなりすぎて、言葉が足らなくなちゃって、時には何一つ伝わらないという最悪の事態を起こすで全然よくないですが…極端すぎる自分に泣けてきた。退化…
相手を信頼して、なんでも受け入れてくれる彼に心の中を丸ごと見せられるようなイメージで幼なじみの彼女を。
彼は不器用で優しいのに気持ちに気づいてもらえないようないつもちょっと困り顔しているようなイメージででした。
この感じが伝わっているといいな。
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よかったら寝落ちに使ってもらえるのではと思ってみたりみなかったり…
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