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その時を待ち侘びて。(今週のワンフレ反省会?感想?)

今週朗読したのはこちら。
細々と朗読配信をしているけれど、ちょっと泣きそうになったのは2度目。

1年にひと月だけのあなたとの時間。
才能の塊のような彼。そんな彼がガラスから人に戻れるのは夏の1ヶ月…
遠距離恋愛に例えようとしたものの、そばに居るけど会えないのとはまた違うのだろうなと想像すると、不安と淋しさで私ならどうしようもないだろう。モニターの斜め上に視線をやって色々考えた。

彼女がどうして彼を支えていこうと思ったのだろう。
こともなげに自分がガラスになってしまうことを伝えてしまえる人柄なのだろうか、それも含めた彼の才能なのだろうか。

彼のいない11ヶ月、作品の管理や彼がどんな作品を次に制作するのかを予想しながら進める準備。彼と過ごすその時間を待ちわびながらの日々。
そのぶん、彼と一緒に過ごせる時間が濃いものになるのだろうし、もしかしたら、ずっと新鮮な関係でいられるのかも。
彼女と彼だけの特別な距離感は他の誰にも知ることは出来ない。

「来年の今頃は、子どもがいるかも」
私はこの言葉に切なさと希望を感じている。
それは私のエゴかもしれないけれど。

こちら、朗読を投稿しました。
作業のお供にしていただけたら幸せです。

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