インターンを終えて(参加者による寄稿)
8/8から8/12の5日間、インターンシップに参加させていただいた藤沢です。
5日間という短い日数でしたが、今回の体験を通して得た内容と学び、感想をお伝えさせていただきます。
1、インターンシップに参加した理由・きっかけ
今回、私が花紫のインターンシップに参加した理由としては、旅行業に興味があり、旅館での業務内容を実際に目で見ながら、詳しく知りたかったためです。
参加したきっかけは、私が所属しているゼミの先生から花紫のインターンシップの提案をしていただき、インターンシップに応募しました。
2、インターンの業務内容
1日目は、館内のお部屋、露天風呂などの施設を説明していただきながら見学しました。館内の説明の中で印象に残った事が、お部屋には、ロウソクの灯りや木漏れ日などの微かな灯りを連想させるような作りになっており、海外とは違った日本人が好むと感じる美しさも室内で施されている点です。
インバウンド客にも日本人の嗜好を体験できる工夫が見られて、花紫らしさが表れていると感じました。日本の文化を取り入れながらも、近代的で個性的なデザインも見受けられて、旅館のイメージが覆されました。
2日目と最終日は、朝食のお給仕と、お部屋の最終チェックを見学・体験しました。朝食のご挨拶の時は、人が大勢並ばず、お客様に圧をかけすぎず、堅苦しくなりすぎないようにする様式が花紫のやり方と教えていただいたことが印象にのこりました。
お部屋の最終チェックでは、隅々まで点検する点があり、確認の行き届きにとても驚きました。また、机の位置や、家具の位置までも決まっており、それが働いている方みなさんが同じ所を同じように治しているのをみて、細かい情報までも伝達が行き届いていると感じました。
3日目と4日目は、夕食のお給仕と、裏方の見学と、チェックインのお着きの見学、次の日の朝食・夕食のセッティングを体験しました。夕食のお給仕では着物でお給仕を行っていて、着物で一生懸命仕事をこなしている花紫のみなさんは華があり、憧れを抱きました。夕食の業務を行う際に、時間が空いている時に次の日の準備を行なったり、忙しそうな人のサポートをしたり、チーム力が築かれていると思いました。
お皿やお盆の向きも決まっており、抜かりないおもてなしを感じる事が出来ました。
3、インターンを通しての感想
インターンシップに参加する前、花紫のホームページを拝見させていただいた際に、宿泊料金を見た時は正直驚いたと同時に自分がこのような高級旅館で働けるのか不安な気持ちでいっぱいでした。ですが、実際に働いてみると、従業員の皆さん仲が良く、とても居心地の良い環境で働いていることを知りました。また、若い方が多く、業務の事から大学のことまでなんでも話しやすかったです。
5日間のインターンを終えて、最も感じた事は、チームワーク力と、職場の雰囲気の良さです。館内の作りや食器、提供しているお酒についての説明を、働いている皆さんが積極的に説明してくれました。皆さんが多くの情報をスラスラ言えるまで認知している事が素晴らしいと思いましたし、それは皆んなの仲良いからこそ、沢山の情報共有ができるんだと思いました。
また、頻繁に報告、連絡を取り合って、皆さんで共通の認識があるような配慮されている事で、チームワーク力が高まっていることを感じました。
このような事から、働いている皆さんを見ていて、花紫で働いている事を誇りに思っていると見受けられました。また、他の旅館とは異なった方針も見受けられてとても身になった経験をさせて頂きました。
5日間という短い期間でしたが、このような貴重な体験をさせていただきありがとうございました。