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1700到達 AD期待の新星キリュー型5cニューゲイズ


どうも、お久しぶりです。
ハナムラです。

ニューゲイズカップ、お疲れ様でした。
今期はレート1700到達をすることが出来、ラダーに対する精神面での成長を感じたシーズンでした。
17超えからの対戦は一戦一戦ヒリつきが凄まじく、最高に楽しい時間でした。最終ラインでステイしてた頃の自分を殴りたい。

と言うわけで前置きが長くなりましたが、今回使用した5cニューゲイズについて、またしても構築オタク語りしたくなったので急遽noteを執筆する事にしました。

チームメイトのしゃこまる(@_syakomaru)さんが研究してたリストを参考にさせて頂き、瞬間1位&最高1724とかなり完成度の高いリストに仕上がりました。
しゃこニキ、本当にありがとう。

自分の考えを可能な限りまとめてお伝えしていこうと思っておりますのでよろしくお願いします。
興味を持っていただけたら嬉しいです。


①構築のコンセプト
②構築、各カード解説
③有利不利など

の流れで進めていきます。



①構築のコンセプト

一言で簡潔にいうと、3→5→7の動きをメインプランとするキーカードがニューゲイズのデッキ。(何当たり前の事言ってんだってツッコミは一旦置いといて)


比較対象としてよく挙げられるミラミス型はミラミスやミラミスから出てくる大型(ヴィル、ニコル、鬼丸覇、完全不明など)がメインで、ニューゲイズは補佐役として採用されています。

それに対して今回の構築はメインも〆もニューゲイズであり、その他のカードは全てニューゲイズの補佐役になってる といったイメージです。

なのでカードパワーはミラミス型に比べると低くなりますが、ニューゲイズからの多彩な選択肢で対応できる盤面の多さが魅力の一つです。

逆に、ニューゲイズが終盤まで見えないと苦しい戦いを強いられる欠点もあります。
それは構築で可能な限り公開領域を広げてなんとか補うようにしました。



②構築、各カード解説

まずは今回使用したリストがこちら。


やっぱフェアリーミラクルはこの柄しか勝たん


各カード解説の前に、構築において意識すべき点をいくつか挙げておきます。
構築を考える際の参考資料にして貰えれば幸いです。

・最低各色8枚以上
ミラクルの色だけでなくニューゲイズのバリューにも関わるため、デッキの1/5は採用出来ると多少は手札事故が減らせます。(シャッフルで綺麗にバラけたと仮定した際、5枚の手札に一枚は来る期待ができる)

ただ、緑は初手で埋める用と使う用の二枚がある方が嬉しいので、デッキ全体の2/5の16枚が最低ラインです。個人的には20枚以上推奨。


・多色枚数の目安

単色20以上25以下が目安です。初手に多色が3枚以上来るとフェアリーミラクルを引けない限り非常に戦いにくくなるので、多色が24枚を超える構築はあまりおすすめしません。

ただあまりに単色が多過ぎてもバランスが悪くなるので、個人の感覚も踏まえて良い匙加減のラインを見極めましょう。


・パワーカードを入れ過ぎない

大型クリーチャーやっぱ強いしかっこいいですよね。
その気持ち、凄く分かります。

しかし、マナ加速やリソースを減らしたりして大型を入れ過ぎてしまうと結局強いカードを活躍させることができません。

カッコいいカードをカッコよく使えるよう、ある程度は欲張らない考え方も必要です。


・トリガーの採用
環境によって強いトリガーは変わります。
今回の場合、母数の多かったサムライに対してムシャ一枚ならどれを踏ませても止まるようにしてます。
何に有効なのかを見極めて採用しましょう。



構築について意識する点は以上です。

ではここから各カードについて解説していきます。

初動マナ加速 11枚
(うちピクシー4 ミラクル4が確定枠)


今回、私はライフ3ピクシー4ミラクル4の振り分けにしています。

構築のコンセプトで、3→5→7の動きをメインにしているとお話ししました。

つまり、このデッキのスタートラインは3ターン目までに1枚マナ加速を引くことから始まります。

何故11枚なのか。
さあ、ここからは確率の話です。(ちなみに僕は理系ですが数学は嫌いです。マグナ算は楽しい)

まずは初動枠が8枚〜12枚の時、色などは一切考慮せず「先行3ターン目までにどれか一枚は引ける」確率を見てみましょう。




という感じです。

1番パワーを損なわずに安定すると言われる枚数は10枚(らしい)です。

自分は90%あると嬉しいと思っており、緑を引くか引かないかのことも考慮すると10枚は少し不安で11枚にしています。

紙のGPで5cモルトを使用した際もほぼ同じ理論で11枚採用にしていました。

12枚まで行くとさらに初動は安定しますが、その分終盤のトップが弱くなるのでそこはまた個人の感覚と照らし合わせて要調整ですね。


ニューゲイズの基盤であれば、終盤トップで引いても強いピクシーと上振れが期待できるミラクルは確定だと思っていいでしょう。


補足として、ミラクルは失敗する前提で2ブ出来たらラッキーぐらいに思っておきましょう。
今のカードプールで安定して色揃えるのは無理です。
ニューゲイズ無色だし…😭


どんどん吸い込むナウ 1枚


吸い込むピンとか舐めてんのか。

そう思われた方も多いと思います。
確かに、除去カードとして機能させたいのであれば一枚では足りません。

今回の吸い込むは、除去をオマケとしボトム落ちケアを考えて採用しております。

具体的には、盾を全部割り切られた後どうしても詰めでデルフィンが欲しい場面などでもしデッキの底に沈んでいたらどうしようもありません。

しかし、吸い込むがあることによって実質2枚採用されてるかのようになります。

全てのカードが一枚増しになるイメージでピン採用になっています。


        


…といいつつ実は2枚目めっちゃ入れたかった😭



スーパーエターナルスパーク 2枚


なにこれ??
って思いますよね。

実はこのカードが自分の中で1番の発見でした。


参考にさせて貰ったしゃこまるさんのリストだと、ここはジャックアルカディアスでした。

許可を頂けたので参考元のリストも貼っておきます。

通称しゃこスペ
これ使って一瞬で1650行って感動してた

ジャックの役割はザンゲキ処理や小型生き物処理です。特にサムライ対面ではかなりの活躍を見せてくれました。

しかしシーズン中盤にミラミス5cが流行った際、ジャック君は徐々に腐り札になってきました。

さらに、キリュージルヴィスの増量も検討していたためより赤黒が増え白不足に。


どうにかジャックに似た役割を持っててミラミスなどにも有効なカードはないか。




…なんか見つかったわ。


という流れで採用されたカードになります。
結果として色配分を崩さないままカード除去を組み込めた訳です。

ジャックと同様の役割も持ちつつ、エンドレスヘブンやヘブンズヘブン、バトライ閣、ハートバーンなどジャックで触れない範囲も対処できます。


プロメテウス 4枚


個人的には4枚必須。

ニュゲを確実にプレイしたいこのデッキでは、2枚公開領域を増やしつつマナからカードを拾えるのは魅力的です。

加えて、ニュゲ→ボアロからプロメを出して貯める展開も良くあります。
終盤になるほど選択肢が増えて強くなる、魔法のリソースです。


キリュージルヴィス 4枚


ニューゲイズの強さをバグらせた要因の一つ。ニュゲボアロから射出したらそこからの選択肢は無限大です。

大型処理、ガイギンガ作成、ボアロ建設…等々

特に盤面ゼロからニュゲボアロ→キリュー→ニュゲアタックガイハート+キリュー
で6点作れるのは素晴らしい。

ジャスキルプランに2枚必要な事もあって4枚から減らせないカードだと思ってます。


ニューゲイズ 4枚確定

デュエプレ界の最終龍覇グレンモルト。
このデッキ使ってる時だけ色ついてくれないかな。


永遠のリュウセイカイザー 2枚


殆どの対面に蓋が出来ます。
盾を割り切られても永遠とニューゲイズでほぼ完封可能。

トップ解決負けを防いだりハンデスで出てきて時間を稼いだりと役割が多いので貰ったリストから一枚増量。

性能的には3枚ぐらい欲しいですが、赤単色が微妙なのとマナに落ちてもプロメかヴェロキで出せるので2枚。


デッドブラッキオ 2枚


ハンドに持っておけばサムライとモルトnextをほぼ完封出来る神カード。

今回は初動に枠を譲って2枚になってますが、増やす価値はあります。(2枚と3枚を行き来してた)


アルカディアスパーク 4枚


強過ぎやろこれ。
余程の方がないと減ることはないです。


オラクルジュエル 2枚

白黒の増量に加えてほぼ確実にターンが返ってくる受け札として採用。
強制破壊が仇になることもあるので注意。


ニコルボーラス 3枚



最強の色基盤兼パワーカード。
今は手札を溜め込むデッキが少ないですが、確実に手札を空に出来る点とアタック時の破壊効果が優秀なので3枚は欲しい気がします。特に永遠龍との噛み合いが良すぎる。



スペルデルフィン 1枚


ぐぅかわ

憎きスパークを完全ケア。
どうしようもない時に出せば勝ちまで持っていける素敵な一枚。

0か1かで大きく違うのでピンでも良いからとりあえず入れましょう。
使わなくても埋めれば白単色で偉い。


続いて、メインデッキで今回不採用の入れ替え候補カードについて。


Gイズモ、ナンバーナイン

呪文メタ枠。


イズモは即時にアルスパを止められないのがデメリットとして大きく不採用。
ナンバーナインはいつでもニュゲガイオウで取られる点から不採用。

この枠はパワーライン的にも性能的にもデルフィンが適しています。


ホーリー、九極ゲート

受け札枠。ホーリーはメカオーも含めケアしにくいトリガーで、ゲートは進化も含めた確定処理が強い。

手打ちが期待できないデメリットからエタスパに枠を譲っている。

ホワグリ、エメラルーダ


盾埋め枠。
ホワグリはプリン使用済みだと腐る。エメラルーダ採用→トリガーが減って本末転倒でこちらも噛み合わず。


続いて超次元ですが、ほぼ確定枠なので変わる可能性のある枠だけ解説します。


ボアロアックス


キリューとプロメを入れるなら確定枠。
結構な頻度でヴェロキ狙います。

エビデゴラス

自由枠。入れ替え候補はプロギガ。

結構な頻度で赤黒ゼロフェニと当たったので、リソース役として採用。


各カード解説は以上です。


③有利不利について

個人の体感です。様々な要素で変化すると思います。

赤白サムライ 五分〜微有利(体感55%ぐらい)
5cミラミス 微不利
べアフガン 不利
バイク 赤青五分 赤黒不利(かなり先行ゲー)
ゼロフェニ 有利
刃鬼 有利
モルネク 有利
サソリス ギョギョウ型不利、アンチャン型有利
ブリザード 有利
MRC  微有利

といった感じでしょうか。
下の方は試行回数が少ないのもあるのであくまで参考程度に。

不利対面もそこそこありますが、幅広い対面を見れる事と謎の山には負けないポテンシャルの高さはあります。



今回の記事は以上になります。
構築の練り甲斐のあるとても良い山で、今後暫くADで使えると思うのでこれを機に是非使ってみてください。

読んで頂きありがとうございました!

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