見出し画像

天門をこよなく愛する男が作った"天門抜き"巨大天門

どうも、ハナムラです。

まずはGP2024 1st、お疲れ様でした。
やっぱ大型大会は楽しすぎる。余韻で今凄いモチベーションが上がってます。

色んな人とも会うことができて、また10月GP会場にみんなが集うと思うと興奮が止まりません。
デュエマ最高。

次は可能なら有給などを使って時間多めに取る予定なので、もし半年後愛知のGPではもっと色んな方と生で顔を合わせたいです。




というわけで前置きが長くなりましたが、今回は私が初日のアドバンスにて使用したデッキについて解説していこうと思います。

小学生の頃からヘブンズゲートを使い、デュエプレでも白単天門を愛用。そんな男が毎日考え続けて最終的に"ヘブンズゲートを抜く"ことで完成した48枚。
是非興味があれば触って頂きたいなと思っております。


流れとしましては


①デッキリストについて
②通常の巨大天門との違いについて
③有利不利について


の順で進めていきます。
よろしくお願いします。



①デッキリストについて



幕張メッセ、照明が有能過ぎてカードが光り輝く



各カード簡易解説


ウェルキウス 4枚


アドバンスだとムザルミとの噛み合いもあって4枚採用が理想です。
強制効果なので注意。


ムザルミブーゴ1st  4枚

アドバンスで巨大天門を使う理由の一つ。
このカードが引けるとびっくりするぐらい様々に盤面に対応出来ます。
ウェルキウス→ムザルミデッドアックスで全てを破壊しましょう。

るる&ルシファー 4枚

後に紹介するドルファディロムの射出がメイン。
タップ効果でウェルキウスを強く使えるのも👍
エモコアやペルフェクトなども出せて対応力高めです。

ドルファディロム 4枚

アドバンスの主力デッキは大半このカードで窮地に立たされます。
体感今アドバンスで1番強いディスペクター。
るるルシから出すのが基本ですが、ムザルミの染色のお陰で手打ちも結構します。

アケルナル 4枚

巨大、ギャラクシーチャージャーで拾える射出用カード。
上も強くていうこと無し。

サイフォゲート 4枚

受け枠兼射出用カード。
天門と違いギャラクシーチャージャーでヒットする点とファイナルストップなら関係なく展開できる点がかなりの強みです。
天門は単騎orストップどちらを引かれても有効じゃなくなってしまうのでかなりの利点。

知っておくとお得な知識として
るるルシ→サイフォ→ムザルミスカイジェット→レッドゾーンバスター
これで盤面ゼロからジャスキルは組めます。

ヴェルペット/フェアリーパワー 4枚

当初は3枚の予定でしたが、上のヴェルペットが4cドラグナー、マジック、アビス、ミラーなどにかなり有効で活躍の場面が多かったので暫くは4枚推奨。
オラクル付いてます。エモい。

ペルフェクト 4枚

るるルシ型に限っては最強のカード。
ゲンムと違ってドルファは何故かエンジェルコマンドが付いています。
欲しいやつは全部拾えます。
体感巨大とほぼ同じ強さ。
気合いで引きましょう。

巨大設計図 計5枚

引いたらほぼ勝ちます。
これ8枚入れれる時代があったのいまだに信じられない。

ステゴロカイザー/お清めシャラップ 2枚

自由枠です。
一応墓地メタが欲しかったのと、上がマナ回収しつつウェルキウスの効果を起動できる点がかなり強かったです。
2枚だと足りない感じはあるのでcsなら3枚推奨。


エモーショナルハードコア 一枚

個人的には自由枠。
勿論強いですが、ドルファで大半詰めれるので必須ではないと感じました。

GPで一定数いると予想した禁断、ドルマゲドンのカウンターに対して解答札が0なのは危険と判断し、山札を掘れることも加味して今回は一枚採用しました。

csのような大会で数をこなすのであれば0か2枚の採用が1番理屈に適ってると思います。


続いて超次元

レッドゾーンバスター 一枚

2枚あると心強いですが、レッドゾーンバスターが複数必要な盤面では、大半のパターンでるるルシで寝かせて自爆する事によって再利用が可能なので無くても困らないと考えました。
一枚は必ず入れましょう。

ヘブンズヘブン 一枚

確定枠。コルフレをはじめとした小型の便利呪文が止まるのはかなり偉い。
自分の巨大も打てなくなるのでそこは注意。


デッドアックス 一枚

バグカード。このデッキに関してはウェルキウスと異常に噛み合いが良く、相手の盤面を処理しながらこちら側が鬼の展開をする姿はもう邪悪どころの言葉で済む話じゃありません。


ガイオウバーン 一枚

盤面に触れるのがかなり偉い。
デッドアックスとの噛み合いは言わずもがな。
ガイラオウも強い。


ジュダイオウ 一枚

小型で殴る山が半分詰み、裏面になればデカブツパラダイス。
痒いところに手が届くので必須。


ガイサーガ 一枚

メインはガイアッシュケア、その他にも踏み倒し展開や盾からのカウンターをケアしたりと役割は多めです。
ウェルキウスがいるとバグる。

次元のスカイジェット/次元のモビルフォレスト 一枚

スカイジェットで突然のキルを作ります。
このカードのおかげで盤面0でも心に余裕ができます。
相手もSAになるので脳死出しには注意。
モビルフォレストの側出したことない…


エビデゴラス 一枚

自由枠。
アビスに対して巨大が引かなくてもロングゲームが出来る点がかなり強く、ウェルキウスとるるルシを使ってQED側にひっくり返せばボトムのカードにも触れるようになります。

デスザロストされてもこいつのお陰で勝てる試合もちらほら。

自分がエモーショナルハードコアを一枚で抑えられたのはこのカードのお陰。


以上、簡易解説でした。






②通常の巨大天門との違いについて

私はテンプレの巨大天門を初めて触った時、このような感想が出ました。

"受けも出来て攻めも出来る万能山"

テンプレはヘブンズゲートと5u170n(スイトン)、サイファゲートなど盾から踏んだらかなりの展開を期待できるカードが6〜8枚入っており、一枚は盾に埋まっている場合が多いです。


文面で5u170nって言われても一瞬わからん。



シンプルなジャスキルはあまり通らない印象もあります。

その上で豊富なリソースと能動的な展開も持っているわけですから、それはもう強いです。はい。

詰めに行く際もエモーショナルハードコアでトリガークリーチャーを封じたり反撃の芽を摘んでから殴りにいけたりと対応力の高さを感じました。



一方で欠点と感じたのが2点。
1. 受けカードは全部巨大設計図のハズレ
2.単騎連射マグナム一枚で受けは全て機能しなくなる

特に1の部分が問題で、せっかく設計図を引けたのに回収が少ないと細かいハンデスですら刺さってしまいます。
余ったら色んなカードを対策して多種類キープ出来たり、マナに置いたらできるので多く拾えるに越したことはないです。

2については仕方ないことではあるのですが、単騎を使う山の代表「赤青マジック」は凄まじい勢いで公開領域を増やせるのでそこそこな頻度で拾われてしまいます。
ターンが経つに連れて掘れる枚数が増える以上、こちらは受け目線で無く能動的に相手の動きを咎めるしか無いです。


GPのような大型大会では(自分も含め)公開領域が広い山を好み人が多いため、受け身で勝負するのは得策ではないと判断し、この時点から「トリガーを増やす」という選択肢は無くなることとなります。



そしてGP本番2週間前ほど、赤青マジックを始め黒緑アビス、アナカラー基盤など色んな山に対して

4、5ターン目に展開出来てしまえば盾関係なく勝てる

と事に気づきました。

実例を挙げると、赤青マジック対面に対する勝ちのほとんどが相手が4までに単騎を拾えずこちらが早期にスターゲイズから展開できるパターンです。


というわけで基本的に受けのみで機能する「ヘブンズゲート」や「5u170n」といったカードは全て抜き、ギャラクシーチャージャーでサーチ可能なサイフォゲートを採用。

極限までメインの動きに特化させたのが今回の天門抜き天門です。


一言でまとめると、

「早期展開に寄せたソリティア山だが43%で殴る山にも勝てるデッキ」

のようなイメージです。

テンプレの巨大天門とは別物の山であると考えて頂けると幸いです。







③有利不利について

次に有利不利について解説していきます。
あくまで個人の体感なので参考程度に。

有利
黒緑アビス
テンプレ巨大天門
デリート、ゴスペルなど 
ドルマゲドン

不利
赤青マジック
バイク系統


ドルファディロムのお陰で本来不利対面だった相手に対して有利がつきやすくなりました。

代わりに、殴る山がキツくなってます。
そこに対しても43%で埋まるサイフォゲートから勝ちを拾えます。


勝ち確定!みたいな対面は無いものの、キツすぎる対面も少ないです。

テンプレ天門と有利不利がかなり異なるので、環境読み次第で使い分けるのがおすすめです。



今回の記事は以上になります。
アドバンスで色んな山を使ってみたい。そのような方の選択肢の一つにでもなればとても嬉しいです。



ここまで読んでいただきありがとうございました。
また半年後、愛知のGPでお会いしましょう!

いいなと思ったら応援しよう!