うたらhaname横顔で舞う

舞日記七 「言葉の響きで舞う」


舞うことは 謡(ウタ)と関わりが深いと知って
歌詞のある楽曲で舞う場合 言葉の意味だけでなく 
その響きにも 注意を 払うようになりました。

やがて「言葉の響き」を表現した
「舞の振り」が 産まれました。

母音と子音あわせて48音の響き舞
「花女舞(ハナメマイ)」 の 誕生です。

その「舞振り」を 記録しておこうと
スマホで パパッと 録画したところ

「ヒカリ」の「ヒ」の「舞の振り」のとき 
偶然 虹色の光が差し込むように映っていました。

偶然のイタズラでしょうか。
驚きでした。


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日本には「言霊(コトダマ)」「形霊(カタダマ)」
というアイデアがあると教わりました。

言葉の響きには「霊」すなわち「光」が宿っていて
調和のとれた美しい「形」にも「霊光」が 宿っているとか。

太古の日本人は アタマではなく ハラの底から 
このことを 知っていたのでしょう。

「所作 美しく動く」ことを「品(しな)良く動く」と
表現するのもこうした「形霊(カタダマ)」という
アイデアがあってこそではないでしょうか。

言霊(コトダマ)の響きからインスピレーションを得て
うまれた「舞振り」なら 形霊(カタダマ)の舞を
体験できるはず・・・日本人のDNAにスイッチが
入るかのごとく そう閃いたのでした。

「立ち振る舞い」という言葉を使う 
ワタシタチ日本人。

人は みんな生まれたときから舞っていて 
「ソコ」を意識すればココロとカラダを
調えることができる と いうことを
DNAの情報として持っているのかもしれません。


花女舞(ハナメマイ)の「舞振り」を通じて
日本人のDNAを紐解いていくことも 
けして 夢モノガタリ ではないような
氣がするのです。


ここまで 読んでくださって ありがとうございます。
あなたにとって 楽しいことが たくさん ありますように。




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