
12月5日
休みを取って、1日フリーの予定だった。
そろそろ美容室へ行こうと思っていたのだけど、月曜日にサイトを見たら、この日だけ担当者さんの空きがあるのを知り、急遽午前中行くことに。
「来週以降、予約がかなり埋まっているから今日はいいタイミングでしたよ」と。
今年の美容室納め。タイミング逃さないでよかった!
午後は実家のために時間を使おうと決めていた。
ずっと前から処分したい、と聞いていたのだけど、「今は暑いから無理」「寒くてやりたくない」…と伸ばし続けて3年は経っているんじゃないか? の2階のタンスの処分。
「私も体力のあるうちにやりたいし、いつまで大きい車乗っているかわからないから、運ぶなら今‼︎」と、母のお尻を叩くべく話を進めた。
最初こそ言い訳を言っていたが、いざ始めてみるとタンスの中はほぼ空っぽに近かったらしい。
一度話が出た時に、中を整理していた模様。それすらも忘れていたとは…。
あとは家から外に出すだけ‼︎
引き出しを全部外してタンスの上下を分けて。重さがあるので、降ろすのが大変だったけれど、どんどん車に積んで、2回に分けてクリーンセンターに運び込んだ。
大物を一つ処分出来てスッキリ。
でもあと一竿、もっと大きくて重厚感のあるタンスがあるんだった。
母も詰まりが取れたようで、これまで取っておいた私たちの七五三の草履やら髪飾りやら…かなり劣化している色々なものを整理し始めてた。
「残されても私はいらない‼︎」と言い切って、どんどんゴミ袋へ。
この日はゴミ袋2つ分処分出来た。
この勢いで、今年中に使わない布団やものを片付けていこう。
タンスを運び出す最中、子猫のマロンが空っぽのタンスの隙間に入り込んで遊んでみたり、邪魔をしてくる。
大きいものを動かすから、びっくりしちゃうんじゃないか?と心配していたが、興味深々で眺めたり邪魔しに来たりしていた。
玄関ドアを開けて作業していたので、一緒に降りてきたときに「逃げてしまったら大変」と、慌てて咄嗟に抱き抱えたら、怯えるように抵抗してきた。
腕からするりと逃げてしまって慌てたが、外ではなくてむしろリビングの奥の方へ逃げて行った。
そのあと少し怖がって後退り。
多分、またどこかへ連れて行かれると思ったのだろう。
少しして、「マロン、どこにも連れて行かないから大丈夫だよー」と声を掛けて、そっと撫でて抱っこして。
目を合わせてじっと見つめられた。
安心したのか、また一緒に階段を上がっていくと、マロンが足元で階段に顔をスリスリとしながら、上目遣いで可愛い顔をして何か訴えている。
まだやってきて1週間も経っていないのに、もう「ここは自分の家」って自覚しているようで、そんな姿を見ると胸の奥がきゅんきゅんする。
歴代の猫とは全然タイプが違って、感情がわかりやすくて意思疎通がしやすい子なんだと思った。こちらが言うことを理解するのが早いような。
とにかく好奇心が旺盛。
テレビのニュースや天気予報の指し棒の動きにも反射してじゃれてみたり。母の目薬中、置いたキャップもおもちゃにして遊んでいたり。
母がみかんを手で転がして見せると真似してやってみたり。眠くなれば誰かの膝の上に座ってきて眠る。
人が好きなのかな。
こんなにじゃれて遊ぶのは小さいうちだけかもしれないし、この可愛い時期を出来るだけ会いに行って楽しもうと思う。