メキシカンバースデーパーティー
我が家はメキシコ人の夫と、3歳の娘の三人家族
いわゆる国際結婚。
夫はとても温厚で優しく頭もよいが、ものすごくシャイで慎重派、メキシコ人のイメージから遠い。
娘も夫のDNAを強く受け継いでるようでとても慎重かつシャイ。
メキシコは家族愛が溢れていて、大家族が多い。
けれど夫の家族も例外的に当てはまらない。
国際結婚の良いところは日本の常識?と言われる慣習を踏まなくても誰も文句を言わないところかな。
結婚して10年近いがお互いの両親は会ったことないし、私たちもお互いの兄弟全員に会ったことはない。
結婚式もしなくて済んだ。両親を呼ぶ呼ばない、どちらの国でやるやらないなど考えるのがめんどくさくなってしまったわけである…
もともと誕生日も、クリスマスも、記念日も特に何もしない私たちだけど、娘が生まれて考えを改め始める。小さな娘を喜ばせる為には何でもしたい私たちは本当にただただ平凡な親なのである。
娘の誕生日はメキシコでお祝いをした。
夫の両親、妹夫婦、その子供と我々は料理をし部屋を風船で埋め尽くし、ケーキを運び、、、
そしてメキシコの伝統ピニャータがある。ハリボテの人形を棒で叩いて壊して中のお菓子をゲットするという子供のお祝いの遊びなのだが、
何故か義両親は大きなペンギン?のピニャータを買ってきた。本来は立体的な星型でその星の尖った部分が原罪を表しているというカトリックカルチャーから来ているのだが、最近は子供の喜ぶ形が様々売っている。(ドラゴンボールの悟空とか、アナ雪のエルサとかまである)
このペンギンのピニャータを誕生日まで数日間リビングに飾っておいたのに、いざ誕生日の日。
本来なら娘が叩くのだけどまだ小さすぎてわけがわからない様子。なので私たち大人がピニャータを叩くのだが、娘はペンギンがいきなり皆に叩きぶちのめされ跡形もなくなるのを目の当たりにしてかなりショックを受けていた様子。
怖くて途中退場…スマン
叩き壊されたピニャータ。
夫が義両親に二度と人形や、動物、キャラクターのピニャータは買ってくるなと文句。
メキシコのお祝い+子供には欠かせないピニャータ
来年はどんなかな…