世界名作劇場で印象深かったところ1
新型コロナが流行ってからお仕事がリモートワークになり、通勤時間が無くなったり昼食がお家で取れるようになったりしたので、余った時間にアニメを見ることにしました。
せっかくなので、最近の流行り物ではなく、気になっていたけど見ることができていなかった昔の長い作品を見てみたいと思いました。
amazon prime videoを探したら、ちょうど世界名作劇場が配信されていたので、順番に見ていくことにしました。
フランダースの犬から数えると全部で26作品あるそうですが、そのうちamazon prime videoでは18作品を見ることができました。
ここまで見てきて、印象深かったところをちょっとずつ書き留めておこうと思いました。
1、作品ごとの繋がり
世界名作劇場は、話の内容は作品ごとに独立していますが、共通するモチーフが多く、作品の垣根を越えて繋がりを感じることができました。
1-1,自然が子どもを容赦なく苦しめる
1作目の「フランダースの犬」では、空腹と吹雪が原因でネロとパトラッシュが亡くなってしまいます。
ここでまず、最大のトラウマを植え付けられます。
2作目の「母をたずねて三千里」でも、マルコが吹雪で倒れてしまうシーンがあります。
「フランダースの犬」を思い出して息苦しさを覚えますが、偶然通りかかった人に助けられて一命を取り留めました。
4作目の「ペリーヌ物語」では、今度は寒さではなく、夏の猛暑と喉の渇きがペリーヌを襲います。
井戸を見つけても犬に追われてしまい、見つけた川も干上がっており、道端で倒れていよいよ死を覚悟します。
「フランダースの犬」と「母を訪ねて三千里」を思い出してしんどくなりますが、ギリギリのところで夕立がやってきて、大粒の雨で喉を潤す事ができました。
パートナーの動物がいつも主人公の側に寄り添っているところも一緒なんですよね。