指導する場合や成長をする上で知って欲しいこと
いつもありがとうございます。
本日は指導する場合や自己成長をする上で知っておいて欲しい内容をお話をします。
こんな経験ありませんか
相手に対して指導をしたり、何かを教えたりした時にこんな発言をしたことはありませんか?
「どうして教えたのに出来ないの?」
「何で1回で出来ないの!?」
「前回、教えたよね」
このように教えたけども出来なかった方に対してこのようなことをお伝えをしたことがある人もいると思います。
「この人教えたのに全然できない」と、もし思うことがありましたら人が出来るまでに至る行動を理解していない可能性があります。
知らなきゃならない大前提とは
社内での新人教育や家庭での子育てにおいて「どうして教えたのに出来ないの」となってしまうこともあると思います。しかし、人は教えた方といってすぐに出来るようになる訳ではありません。
もちろん、教えてすぐに出来てしまう内容もあると思います。それは過去の経験から推測し行動する場合が多いです。
人が「出来る行動」になるまでに
①知る(教えて貰ったり学んだりして)
②理解する(府に落ちる)
③やってみる
④修正をする(再度理解したり、振り返る)
⑤再度やってみる(修正したことを試す)
⑥出来るようになる
⑦繰り返す(反復)
⑧習慣で出来ようになる(常に出きるようになる)
このように出来るようになるためにも人はステップを踏んで出来るようになります。この早さが人によって経験の違いもあり早い人や遅い人がいますが、このように段階的に「出来る」ようになります。
なので「教えた」からと言って相手がすぐに出来るようになる訳ではありません。あくまでも「相手に対して知って貰う」行動が相手への「教えた」になります。このことを理解した上で指導をするかどうかで相手への言葉かけが大きく変わってきます。
このことを全く理解していない状態ですと、「教えた」が「出来ない」の状況があると相手を責める言葉かけが最初に出てしまう事になり、相手のモチベーションはどんどん下がってしまいます。知ったからといって直ぐに出来るとは限りません。
大切なこと
指導する立場にある方は、相手に対しての影響力も持っています。だからこそ「出来るまでの過程」をしっかりと理解しておく必要があります。
このことを理解せず「何で出来ないの」「どうして出来ないの」と相手を責める言葉かけを中心にしてしまうのは、指導する立場の人たちとしては良い状態とはいえません。しっかりと成長過程を考慮して、その段階ごとに必要な言葉かけしいていきましょう。