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認知症ケアで大切なこと

認知症ケアで大切なこと

職員のタイミングで「トイレに行きましょう」「お風呂に入りましょう」と

声掛けを行い、「行きたくない」と拒否されると

「もう、どうして行ってくれないの!」と

イライラしてしまうとそれは職員目線の介護になっています

例えば1時間に1回のトイレ誘導は職員の都合です

私たちが生活をしていく中でも、他の方に毎時間「トイレに行きましょう」

と言われても「行きたくない」時もあると思います

それは、認知症を患ったからといっても同じはずです

だからこそ、どのタイミングでソワソワするのか、

どのような訴えをするのかをしっかりとアセスメントをし、

高齢者の想いに寄り添ったケアをすることが大切

1ヵ月、半年、1年、2年とケアをしていく中で、

その想いに寄り添うためにも、

介護者目線の介護から高齢者目線の介護に気持ちを切り替えることが必要

意味もなく行動をしていることは少ないです

必ず何かしらの想いで行動をしている

もし「あの人は認知症だから」という想いで介護をしているならば

その気持ちは切り替えて欲しい

介護職は医者や看護師のように病気を治療することは出来ません

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士等のようにリハビリは出来ません。

しかし、介護職は

日々の生活の中で高齢者の「想い」に寄り添い支えることが出来ます。

是非、「想い」に寄り添う認知症ケアを心がけて下さい


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