![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62361995/rectangle_large_type_2_fc512289ea0b6d7c60dcfc905e135243.jpg?width=1200)
発信について考える
こんにちは。ハナラボ代表理事のAkiyoです。
みなさんWrite her futureのトークセッション見ていただけましたでしょうか?(まだよ~という方はこちら→https://www.lancome.jp/maison-lancome/sustainability-program/write-her-future-jp/)
ハナラボとしての活動もそうなのですが、最近「発信」というのが、私のなかのひとつの大きなテーマになっています。そしてこのテーマ、はっきり言ってしまいましょう、私苦手エリアです。
みなさんが向いているよ!というファシリテーション業務でさえも、実は直前まで、やっぱ代わってよ!と、隣の人に言ってしまうくらい、勇気がない。。。やりたくないわけでは決してないんです。実際に始まってしまえば夢中になってやってるせいもあって、楽しいし、やってよかった~とおもっているのです。でも、終わったあとは割とみなさんパーっと終わったぁ~!!とスッキリされる方が多いのですが、私は一刻も早く部屋のすみに行きたいくらい内省がはじまってしまう始末。ファシリテーション業務ってもちろんチームをリードする側面は大きいのですが、でも自分の何かを発信するというよりはみんなの想いをつむいでいく触媒に近い存在。その活動でも時として声に出すことに勇気が必要でして。そんな私が「発信」と向き合う日がくるとは!
そもそも「発信」と向き合うことにしたのは、やっぱり自分から何か想いをお伝えすると色々なフィードバックがいただけることに気づいて、しかも色々なチャンスまでついてきてくれるんですよね。
日頃のデザイン活動の様々なシーンの中で自分の想いや意見を伝えるといった、そういう双方向の文脈の中での発信はむしろ得意で、あくまで自分起点で「発信」するということはどちらかというと避けていたくらいなのですが、自分の想いを社会で実現させていくにはやっぱり必要なんだなということを強く思ったのが今年に入ってからです。じゃぁなんでそう思ったのか?と言われても、どこかに明確なポイントがあったわけではないのですが、ほんとにちょっとしたことでも言ってみたら、意外とその反応が素直におもしろいと感じることができたからかもしれないです。正直、ネガティブな反応であったり、反応がないとだいぶダメージはあります。でもそれで私がどうなるわけでもないし、そんな応援もしてくれてない人からの冷たい一言で自分の好きなモノを好きではなくするのかと言われたら、それは絶対ないと気づいたのも大きかったかもしれないです。
やっぱり、明るいところに出さないと何も見えないんですよね。一度出してしまえば、興味がある人はもちろん、通りすがりの人とかいろんな人が見たり触ったり何かに気づくことができる。そしてその中に新たなきっかけとかチャンスとかがあったりするんだなと気づくことができた。だからこうして今、「発信」に向き合っています。
実際に「発信」に向き合ってみて、そして「発信」を実践にうつしてみて思ったこと。それは、もっと自分を知らないと!好きにならないと!でした。ナルシストであれとかそういうことではないです。ダメな自分も良い自分も認めるという意味での好きかなと思っています。もちろん地道な積み重ねが大きな力になるとか、タイミングとか、スキル的なものもたくさん知っておいた方がよいし、情報があふれている社会なので難しいのは間違いないです。でも兎にも角にも自分への理解と愛がないとだめですね。「発信」って信を発するという漢字のままで、自分そのものの一部を外に放出していくことなんだなと実感しています。アートも仕事もそうなのですがそれよりももっとダイレクトに自分なのがこの「発信」じゃないかとおもっています。そういう意味ではアートも仕事も発信の一部なのかもしれないですが。
まだまだ「発信」初心者なので、ほんとにおそるおそる自分の分身をこうやって世に送り込んでいるのが今の私です。1年くらいしたらもう少し、自信もって発信できるようになることを信じて、でもこの「発信」のポテンシャルを忘れずに、色々お伝えしてみようと思います。ハナラボに関することも、そうでないことも、少しずつですが発信してまいります!