「風の音 季節の香り」〜穀雨の雨の音〜
日本の美しい四季の移ろいは、私達の日常の所々に寄り添うように存在しています。
散歩に出かけると、空の色や風の音等のほんの少しの季節の変化を知らせてくれるのです。
ひらひらと舞い落ちる桜の花びらは本当に美しく、風と一緒に舞い落ちる花びらと追いかけっこしている小学生の女の子達がまたまた可愛いのです。
道路一面の花の屑が終わりの時期を迎え、
湿り気を帯びた風がざわざわと吹いているのを感じました。
穀雨の季節の風に吹かれた樹々の葉っぱの音も何だか重たいようで(黄砂の大量飛来の影響?)
穀雨(木の芽雨)が降って新緑の葉っぱ達が喜ぶような、本来の気象状態に戻ってほしいな……と感じています。
春に降る優しい雨が大好きなのですが、ここ数年は瞬間的に吹く台風並みの強風と荒れ模様の雨に変わったようで、「春の優しい雨」はもう望めそうにありません。
「四季の移ろい」を楽しむ事が習慣になっている私達にとって、ここ数年は春と秋が短くなってしまいとても寂しく感じています。
日本人が慣れ親しんだ「四季の移ろいを楽しむ」日が早く戻ってきますように。
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