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「何気ない家族の日常〜お母さんのホットドッグ〜」


毎日の日常生活の中で、ふと食べたくなる食べ物があります。



ホットドッグ用の長細いパンにソーセージと炒めた千切りキャベツ。

1つ1つラップに包み、保存袋にいっぱいに詰められたホットドッグ🌭


食べる時にとろけるチーズをパラパラとかけて、ケチャップをたらしてオーブントースターで焦がさないようにあたためる。


先日見たアニメの中の主人公が
「お母さんが作ったホットドッグ」を食べるシーンを見て、子供の頃に食べた懐かしい記憶がホットドッグの味と共に蘇ってきたのです🌭


母が作ってくれたホットドッグを頭の中で浮かべながら同じように作ってみる。お塩をパラパラかけて千切りきゃべつを炒めていると、幼稚園の頃の記憶が少しずつ浮かんでくる。

ホットドッグパンの真ん中に切り目を入れ、
炒めたキャベツをこぼさないようにはさんでいく。一番上にソーセージを乗せて、ケチャップをかけて下ごしらえは完了。

仕事と家事の休憩時間にホットドッグをトースターで焼いてみる。「あの頃の記憶」を元にホクホク☺️、ワクワクしながらホットドッグを食べたのです。


ですが……


「あら、何かが違う……」

材料も作り方も同じはずなのに、何だか違う食べ物のように味が違うのです。

そうだ、フライパンで炒めた千切りキャベツに
カレー粉を入れるのを忘れてた……ケチャップとお塩のみを入れて炒めてしまった……。
「母の作ったホットドッグ味」がしないのは、粗挽きコショウじゃなくて、パウダーみたいな赤いフタのコショウじゃなかったから?


そうだ、ホットドッグの切り込み部分にマーガリンを塗ってなかった……。
冷蔵庫のチルド室にあった、大好きな大好きな四つ葉バターを塗ってみたのです。

数珠繋ぎ的に出てくる💦記憶違いのホットドッグの作り方。
私の頭の中で「これが母のホットドッグ」とインプットされていました。


翌日 "今度こそは美味しいホットドッグを作ろう"と張り切って作り直してみたのですが、でもやはり「母の作ったホットドッグ」とは何かが違うのです。


「元気になあれ、元気になあれ」

我が子のことを思いながら

" 母が結んだおにぎり🍙 "に込められた

「家族に元気でいてほしい」気持ちと同じの……


私が 「母が作ったホットドッグの味」の
足りなかった調味料は

母が願ってやまなかった……
「家族に元気で過ごしてほしい」エッセンスが少々抜けていたのかもしれませんね。

(↑↑私(自分)のために作ったホットドックなのでした☺️🌭☕️





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