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伴奏合わせ〜少しずつお互いの呼吸を合わせていく〜

オケの本番と本番の間…なのですが、伴奏合わせ(withピアノ)に行ってきました。

演奏予定は来月で、私はまだまだやっと止まらず吹けるようになったかな、ぐらいの最低限な状態でしたが…ピアノを弾いてくださるのは、今回初めて一緒に演奏する方なので、初合わせはできれば早くしておきたくて…お願いして時間を作って頂きました。

ピアノを弾いてくれるSさんは、弾き合い音楽会でご一緒して「伴奏してもいいですよ」と言ってくれた神のような人!(伴奏してもらえるのって本当にありがたいんです〜)

来月の弾き合い音楽会で一緒に演奏する予定で、曲はフォーレの「コンクール用小品」とラヴェルの「ハバネラ形式の小品」の2曲。

私はやりたい曲は何曲でも挙げられる人間で、いくつか私のやりたい曲の動画を送って、その中からSさんに選んでもらいました。
どちらもいつかやってみたいと思っていた曲なのでうれしい!(発表会とかでやるにはちょっと軽めかなといつことで、なかなか機会がなくて)

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初めての合わせ。ドキドキしながら「とりあえず合わせてみましょうか^_^」ということで、合わせやすいだろう、と意見の一致したフォーレから。

まず1回通してみる。
1回目はお互い探り合ってる感じ(笑)
続けて2回目。
2回目は1回目よりもずっとスムーズになって、ちょっとずつ歩み寄っていってる感じ。

Sさんのピアノは、和音にしっかりボリュームが感じられて安心して吹ける。
弾き合い音楽会でお聞きした時も、とてもお上手でピアノの技術について私が云々言うことはできないのですが、お聞きすると「伴奏の経験はあまりない」と仰ったので、「こういう感じでいきたい」ということは、私の方から積極的にお伝えすることにしました。

フォーレを吹いてみて、かなりフルートに合わせようとしてくれていると感じたのですが、この曲はインテンポでいってもらって、フルートを気にしないぐらいで弾いてもらった方が良さそうです、とお願いしました。

ついでに、この曲のバックグラウンド…新曲視奏の試験のために作曲された曲であること、そのため事前に丁寧な合わせをする想定ではないだろうこと、をお話して、ピアノはメトロノーム的な役割と和声で支えるイメージではないか…ともお話すると、「なるほど」と納得してもらえたよう。

その後の合わせでは、推進力が出て流れがよくなったような気がします。(in tempoで…とお願いしたので、私は好き勝手なテンポにできなくなっちゃいましたが(笑)、メトロノームで練習しておこうと思います。)

そして2曲目は問題の(!)ラヴェル。
Sさんは先日、ラヴェルのピアノ曲を素敵に弾きこなしてらして、ラヴェルが似合う〜!と今回弾いてもらえるのを楽しみにしていました!

しかし、「ハバネラ形式の小品」は、リズムも独特で(リズム音痴の私には)とりにくいし、ピアノ伴奏は音の多くてすごく大変そう…私も一応、楽譜通り吹けるようになったかな…?というレベルで自信がなく。

恐る恐る合わせてみたら、A4で4ページあるうちの2ページは、わりと普通に通過できる…!3ページ目以降は大混乱でしたが。でも思っていたよりは大丈夫そうで、「よかった」と言い合いました。

その後は、時間いっぱいまで何度も合わせてもらって、だんだん良くなっていくところと、どうしても苦手なところがわかってきて、合わせにくいところを重点的にやったり。

私は人と合わせるのがすごく好きで、この日も伴奏してもらえるのが嬉しくて嬉しくて!
何度も「もう一回いいですか」と合わせをお願いしてしまって…快く何度も弾いてもらえて大感謝です。

フルートは一人で完結できる曲は少ないけれど、ピアノは一人で何でもできるので、管楽器と一緒に演奏する必要なんてないのに、「伴奏してもいいよ」って言ってもらえるのは、めちゃくちゃ嬉しい(し、ありがたい)です(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

Sさんには、今回の伴奏で嫌にならずに、またやってもいいと思ってもらえるといいなぁと思っています。(嫌がられないように、まずはちゃんと吹かなきゃ^^;)

まだお互いの呼吸がつかみきれていなくて、うまく合わないところもあるけれど、また合わせ練習の時間を作ってもらえることになったので、それまでに不安なく吹けるようになるぞ。とりあえずメトロノームをかけて、テンポキープできるようにしようと思います。

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