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演奏会形式の弾き合い音楽会
毎回、参加できるのが楽しみな弾き合い音楽会。今回は演奏会形式ということでソワソワ度が一段高め。
今年最初の人前演奏でもあり、万全の状態で臨みたいところ…だったのですが、なかなか「整った」とは言い難い状態で参加してきました。
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まず、ここ2週間ほど調子が良くなくて、数日前のレッスンではどん底状態。
レッスン日以降はジタバタせず、ゆっくり体を休めて、基礎練と曲は軽く練習ぐらいにし、なんとか調子は上向きに。
演奏会前日はソノリテと明日吹く曲を少しやって、早く寝たら、明日を良い感じに迎えられそう!と思っていたのですが、夜になって猫1号の具合が悪くなってしまいました。
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家族と一緒に心配するも、動物病院の診察時間はすでに終了。慌てて翌日の予約をとりました。
猫を動物病院に連れて行ってると、演奏会の出番には間に合うだろうけど、本番前のKちゃんとの伴奏合わせの時間には間に合わない…
Kちゃんには事情を伝えて、当日は合わせはキャンセル、ぶっつけ本番で行くことにしました。申し訳ない。
猫1号は深刻な状態ではなさそうだけど、元気がなくて、こういう時に心配性が発揮されがちな私は、不安でしょうがなくて。眠りも浅く、翌朝は腹痛で目が覚める始末。起きた時点で消耗していました(^_^;)
翌朝の猫1号は昨日よりも調子が良さそうで、少し安堵して、動物病院の予約の時間までフルートを吹きました。ソノリテとその日演奏するフォーレの「ファンタジー」。さっと通すぐらいの時間しかなかったけど、音出しできて良かった。
その後、猫1号を連れて病院へ。処置をしてもらうと、それほど心配しなくてよい状態とのこと。ほーっとして、家族に後を頼み、演奏会の会場へと向かいました。
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途中でKちゃんと落ち合い、ホール周辺と思われる場所をうろうろ。
今回の演奏会会場は内装やピアノにもかなりこだわりのあるホール(ピアノはファツィオリ)ということで、楽しみにしていたのですが、周辺にそんなホールがありそうな雰囲気はない。
「本当にこの辺りにFazioliのあるホールなんてあるのかな?」と言い合っていると、主催者さんが案内して下さった外観の建物を発見!
しかし、ここまで来てもホールのありそうな気配はなく、半信半疑で地下に降りる…と、ホールがありました〜!
ホールに一歩足を踏み入れると、異空間!!
すごい空間だな〜と見惚れました。
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到着した時点で、演奏会はすでに中盤。
ドレスに着替えたら、出番までもうあまり時間はなく、興奮も緊張も感じないけれど、呼吸が浅くて、深呼吸するようにして出番を待ちました。
呼吸が浅い原因は、演奏前だから…とか、昨日から落ち着かない気持ちで過ごしていたから…とか色々あるんだけど、最大の理由はドレスがきついから!!笑
今回着用したドレスは先月購入して、12月の本番で一度着用して演奏したものですが、先月の時点でも肋骨の辺りが窮屈だなぁという感じで。その後お正月をはさんで、ウエストまわりがプヨプヨに(๑•﹏•)
先月の本番から一度も着ないまま、この日を迎えたので、ドレスのチャックが上がらなかったらどうしよう…と若干心配していました。なんとか着ることはできましたが、やはり腹回りがぱつぱつ。
きつくて息が吸いにくい〜という状態で出番がやってきて、冒頭からテンポのゆっくりなあたりは、いつもの1.5倍ぐらいブレスの回数が多くなってしまいました(^_^;)
テンポが上がったところでピアノの間奏…なのですが、慣れないピアノでちょっと弾きにくかったのか、Kちゃんのピアノが 少し乱れ、一瞬フルートの入りを間違ったかと、どきっと動揺。
すぐにKちゃんが立て直して合わせてくれたので、続きはスムーズに安心して吹けました。
ポロポロとミスもありましたが、大きめの失敗はレッスンでも練習した譜めくり。(せっかく練習したのに…)
使用していたのは自分の譜面台なのですが、自宅でふだん使っているのと違う譜面台にしたら、その譜面台には楽譜押さえの金具がついていて。
譜めくりのタイミングは問題なかったのに、その金具にひっかかって楽譜がうまく捲れませんでした(¯―¯٥)譜めくり直後のパッセージは暗譜で吹いたけど、そこからずっと暗譜で吹く自信はなくて、2小節分の音を捨てて譜めくりをしました。
私の音がなくなっても、Kちゃんが何事もなかったかのように弾き続けてくれたのが救いで、とりあえず止まることなく通せて良かった。
ホールはめちゃくちゃ響きが良くて、吹いていて気持ち良かったですが、ピアノもめちゃくちゃ響くので(響きすぎなくらい…)、ピアノの音量調節は難しく、そして今回の参加者さんのほとんどはピアノ独奏なので、ピアノの蓋も全開(当然です)。
Kちゃんは「できるだけ控えめに弾くようにするね」と言って、最初のうちは抑えて弾いてくれてたけど、途中から爆音になりました!笑(あとで聞いたらコントロールが難しすぎて諦めた、とw)
後ろからピアノの音にガンガン押されて、テンションが上がって楽しくなる私。
ピアノの音に負けないようにと思って吹いていましたが、音量バランスがどうだったのか、自分ではさっぱりわからず。演奏者と客席が近かったので、フルートもうるさかったかもしれません。
他の方のピアノ演奏を聞いていても、弱音のコントロールが難しそうだなぁと。弱音がきれいだとすごく上手に聞こえる、と思いました。
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自身の演奏は上出来とは言えませんが(68点くらい?^^;)、皆さんの演奏を聞けたのも含めて、とても楽しかったです。
今回の会場は徹底したこだわりのあるホール(ホール内は個人での録音・録画はもちろん、写真も禁止で、ホール写真も借り物です)とのことで、運営は大変だったと思いますが、さすがに素敵なホールで。開催してくださった主催者さんに心より感謝(灬º‿º灬)
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しかし「ファンタジー」が納得いく出来ではなかった…またどこかで再チャレンジしたいと思います。