フルートレッスン〜褒められたらにやにやしちゃう〜
11月、2回目のレッスン。
前回に続いて「タンゴの歴史 カフェ1930」を見てもらうか、そちらは伴奏合わせ後にして、1月に本番予定のフォーレの「ファンタジー」を持っていく方がよいか。
先生に尋ねたところ「ファンタジーにしましょう」というお返事でしたので、フェルステノー(エチュード)とファンタジーを見てもらいました。
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「演奏予定が決まっているなら、ファンタジーからやりましょうか?」と聞いて下さいましたが、いきなりファンタジーを吹く心の準備ができていなかったので(笑)、エチュードから。
6番を通して最後まで。
短い曲なのもあり、譜読みもスムーズにできたので、レッスンで見てもらうのは初めてのわりにうまく吹けました!
先生からも「すごく良い感じに見れていますね」と褒められて、にやっとしてしまいました。
・最初の一音目、高音域だけど、もっと薄く儚げな音で…(苦手)
・上行形でデクレッシェンド、下降形でクレッシェンド、と吹きにくくなっているので、しっかりふくらましたり、萎めたりする。
・中ほどで、息つぎする場所のないところがあり、私は勝手に吸っちゃってるけど、やはりここではブレスしない方がよい。息を無駄にせずコントロールする。
・a due voci (二声で)という指示があり、自分でも意味は調べたものの、どう二声にするのか、わからなくて。先生がお手本を吹いて下さると、たしかに二声に聞こえる!真似すると、先生から「二声に聞こえます!」と言われ、こういうことかと納得。
他にも細々指導がありましたが、エチュードは早々に終了。
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続いてフォーレのファンタジー。
ちょうど他の生徒さんもファンタジーをされているそうで、やはり人気なんですね。(皆さん、お好きですか?)
この曲は高校生の頃にかなり練習して、みっちりレッスンも受けたので、前回のフェルステノーの5番と同じく、体が覚えている感じ。止まるようなこともないのですが、冒頭のHの音はやはり緊張する。
とりあえずテンポが速くなる手前まで聞いてもらって、まず最初のHの音…漫然と吹かず、方向性の見える音で、と言われる。
その後もさらさら〜と吹いているように聞こえるので、もう少しアゴーギクを上手く使ったりして、オシャレな雰囲気を出せるとよい、と。
息が足りなくなることを心配すると、あっさり進んだり、表現がなくなりがち…私の毎回の課題です。
HighE→ Fisのトリルの際、Fisの音がクリアでキラキラした音になるよう、音色の練習をすること。
その他いろいろ。
続いてAllegroに入ったところから、最後まで聞いてもらいました。
こちらも止まったり、つっかえたりすることなく、先生からは「とても丁寧にさらわれてますね、さすがです」と言ってもらいました(^^)
スタッカートをもっと軽く、leggieroな感じで。
この最初の音型は何度も出てくるので、すべて同じように軽やかに。
全体的に、音符の細かいところでテンポが速くなり、ゆったり歌うところで遅くなっているとのこと。誰がやってもそうなりやすいので、かなり気をつけないといけない。
そして、もっと丁寧に処理するところや、もっと歌った方が良いところ、音をしっかり掴まえるべきところなど指摘されて、楽譜に書き込もうとするのですが、私の楽譜には、すでにほぼ同じ内容の書きこみがされている…!
すでにされている書き込みは、昔(学生の頃)のレッスン時に書き込まれたもの。
結局、注意されるのは、あの頃と同じようなことで、できていないことはずっと一緒…苦手なことを、ずっとそのままにして来たんだな…と思うと、ちょっと落ち込みそうになる。
でも学生の頃、この曲に取り組んだ時はもっと大変で、指もうまくまわらなくて、もっと余裕もなく必死だったけど、今回のレッスンでは、「指もすっごくよくまわってますね」と先生に言ってもらったし、少しずつでも成長していると思いたい。
指は滑りそうなのを無理やり押さえてる感じで、調子よくいきすぎて、自滅しないよう気をつけなきゃいけないけど(๑•﹏•)勢いで指を動かしているところもレッスンでやるとよーくわかるので、もう一度丁寧に確認しよう、と思う。
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レッスン後に先生と少しお話していると、最近、子どもの生徒さんが増えたそうで、来年の発表会は子どもさんが何人かいらっしゃるかも、と。
「それは楽しみですね!」と言うと、「なかえさんはあんな風に吹きたいという見本になるので^_^」と言って下さる。
なれるかな〜?なれたらいいけど。
とりあえず来年は、マルタンとかじゃなく、もう少しわかりやすい曲を選ぼうと心に決めました(笑)