「One Two」の配信はじまりました
だいぶ昔に作ったアルバム「One」と「Two」から、10曲を配信することになりました。
気軽に聴いていただけたらうれしいです。
(ダウンロードしてただけるとさらにうれしいです。)
本当は去年出したかったのですが遅くなってしまいました。
改めて聴いてみたら、作っていた時の気持ちやライブをやったときのことなどを思い出して、恥ずかしさと懐かしさで胸がぎゅーん!!ずどーん!!!となりました。今もこれを書きながらそわそわざわざわです。
配信ストアについては以下になります。
収録曲は、
1. Love(「One」より)
2. 雨の夜の星(「One」より)
3. ミラー(「One」より)
4. Clock rock(「One」より)
5. 眠りの森(「Two」より)
6. お月さまは知ってる(「Two」より)
7. My flower(「Two」より)
8. Runic rhyme(「Two」より)
9. ユニコーンの背にのって(「Two」より)
10. おはなしはつづく(「One」より)
の10曲です。
昔の作品なので細かいことは覚えていないのですが、簡単にそれぞれの曲について書いてみます。
「Love」
シンプルで大切なこと、愛について歌ってる。
めちゃくちゃ大昔に作った曲。「Love」というタイトルも、「愛しい人よ〜」という出だしの歌詞もなんだか恥ずかしくて、何年か自分の中に仕舞い込んでいた。ソロになったとき勇気を出して歌うことにした。
「雨の夜の星」
純粋でやさしい世界。会えない人を想う気持ち、切なくて、心細くて、でも美しい夜を歌ってる。
ライヴでよくやっていたので、この曲を聴くとライヴのドキドキを思い出す。メロディも歌詞も好きな曲。
「ミラー」
水溜まり映った街灯や信号機の光たちが、まるで宝石のようにキラキラして見える。そんな情景の中で大切な人と過ごす時間を歌ってる。
これもライヴを思い出す曲。ダイナミクスがあって好き。この頃はどうやってピアノ弾き語りで表現すればいいかをいつも一生懸命考えていた。歌詞がちょっと恥ずかしい。けど自分の歌詞はどれも恥ずかしいので仕方ないなあと思う。
「Clock rock」
カチ、カチ、って時計の針の音ではじまる。
いまを生きるのだ、自分らしく生きるのだ、という理想を歌ってる。
Rockへの憧れが捨てきれず、ピアノでかっこよくRockするにはどうしたらいいかと試行錯誤した。うーん?どうでしょう?でもこれはこれでいいのかな。間奏はベートーヴェンへの憧れ。そのへんも自分らしさ、かな?
「眠りの森」
疲れ果ててすべて投げ出した傷ついた心の歌。でもそこから目覚めて前へ進んでいく決心をしてる。眠りの森は深い森で暗くてさみしいけれど、星がきれいなの。
ヴァイオリンの音や無機質なリズムとか入っていて、いろいろ挑戦してみた曲。
「お月さまは知ってる」
わたしの大好きなお月さまと、ライヴのときにいただいたお花やプレゼントを眺めながら作った。応援してくださった方への感謝の気持ちを忘れないように、いつかこの恩を返せるよう願いを込めて作った。
『愛された記憶は
時を超えて永遠にどこまでも残る
愛した想いは
時を超えて永遠にどこまでも光放つ』
とても思い入れのある大切な曲。
「My flower」
砂漠の中でキラキラした夢を追いかけてる歌。なかなか開かない蕾に不安や不満を抱きながら歌ってる。虚しさとトキメキが一緒になってるの。
こういう妖しい曲調は昔から好きです。いろいろやって派手になってしまった。
「Runic rhyme」
ときどき、本当はこの曲がいちばん好きなのかもしれないと思うことがある。小さくて可愛い、純粋な気持ちを歌った曲。
「ユニコーンの背に乗って」
何も信じられなくなった今も、子供の頃夢見ていた世界があなたを励まし続けて愛を語っている、そんな内容の歌。苦しい現実と夢の世界が入り混じっている。
これもアレンジでいろいろやってみて、ごちゃごちゃしてる。ハープとか可愛い音とかいろいろ使ってみた。がんばっちゃった感じ。
「おはなしはつづく」
oneの最後に入っていたボーナストラックで、歌のない曲。
わたしが作曲をはじめたのは、エレクトーンを習ってたときに先生にすすめられて作ったのがきっかけです。歌は好きだったけど、最初はエレクトーンで演奏する曲を作っていて、歌ものは作っていなかった。その頃作ってた曲を思い出すような、小さくて素朴で懐かしい雰囲気の曲。歌がない方が自由で気楽ではある。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
ソロになって、どう活動したらいいのか悩みながら作っていた頃の曲たちです。自分らしさとはなんなのか、人が聴きたい歌とはなんなのか、自分がやりたい音楽をやるべきか、そもそもやりたいことって何だろうか、どうしたらもっと上手く活動できるんだろうか、そしてどうしたら仲間に出会えるのか、とずっと悩みながらやってきました。今もその答えは出ないまま、そのままひっそり、ゆっくり活動しています。
こんな感じでまとまらないままですが、今後も音楽活動を続けていきたいと思います。
次のアルバムは、シンプルな音作りでやさしい雰囲気のアルバムにしたいなあと考えています。ちょっとずつ計画中です。また楽しみにしていただけたら幸いです。
ありがとうございました!
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