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【刺繍図案付き】葉っぱつめあわせ制作過程③
こんにちは、はなこまちです❀
今回は「葉っぱのつめあわせ」の図案です。
完成イメージはこちら↓
前回の投稿は葉っぱ単体のアレンジをご紹介しました。
③では葉っぱに茎がついてより葉らしくなるアレンジをご紹介。
今回は、図案も無料公開です。
なかなか外出できないこのご時世、おうち時間のひとつの楽しみとしてもぜひ刺繍にトライしてみてください(*'▽')!
今回から、説明を分けて投稿します。写真多すぎて説明長いので(;'∀')
前半はこちら↓
刺繍の仕方
①前回の続きから
単体の葉を使ってさらに植物らしく、茎のついた状態の葉を刺繍していきます。
今回刺繍する葉は説明順に②~⑥の番号を振っています。
今までの制作過程で葉の刺し方を解説してきたので、今回はテンポよくご紹介していきますね。
②まずは双葉から。(使用糸:923番)
こちらはフィッシュボーンステッチです。左右の葉をそれぞれ刺していきましょう。
ポイントは刺し終わり。葉が茎につながるようにしっかり最後まで刺します。
左右の葉を刺し終わったら茎をストレートステッチして完成。
左右の葉の大きさは違いますが、刺繍の仕方はいたってシンプルです(^^)
③葉っぱの形を変えると印象も変わります。(使用糸:118番)
丸みがある双葉。
葉の先端がとがっていないので、最初は扇状に刺繍していきます。
一部ショートステッチを待てもOK。扇の角度が葉の根本部分と同じ角度になるくらいまで刺繍します。
扇の角度がある程度広がったら、フィッシュボーンステッチで刺し進めます。
反対側も同様に。左右刺し終わったら茎をストレートステッチで刺して完成です。
④今度は葉っぱを3枚に。(使用糸:2924番)
制作過程②のハート単体の葉ではハートの尖った部分から刺し始めましたが、こちらは葉のカーブの部分から刺してみましょう。
刺繍の仕方は③の丸みを帯びた双葉と同様です。はじめは扇状に刺繍をしていきます。針を入れる部分はあまりたくさんずらさずに、ショートステッチを入れながら、ハートの終わり部分と扇の角度が同じくらいになるまで刺繍します。
その後は、フィッシュボーンステッチ。
葉の中心部分に葉脈ができます。カタバミの葉など、こういう形で刺繍するといいかと思います。
ハート3つ刺繍をしたら、茎はバックステッチで繋げて完成です。
⑤今度は葉を丸型に。柔らかい印象になります。(使用糸:923番)
こちらもショートステッチを混ぜつつ、まずは扇状に刺繍していきます。
その後フィッシュボーンステッチで刺繍していきます。
茎をバックステッチで刺繍して完成です。
⑥葉の数を増やすと、より葉らしくなります・ブーケなどの刺繍にも。
(使用糸:120番)
葉はフィッシュボーンステッチ。
刺し終わりをしっかりと茎につなげるように意識しましょう。
葉をすべて刺繍し終えたら、バックステッチで茎を刺繍して完成です。
⑦似たような形状で、こちらはレゼーデージーステッチで葉っぱを表現。
(使用糸:121番)
シダ系の葉は細長いので、レゼーデージーステッチを活用しています。
⑧ストレートステッチだけでも表現可能です。(使用糸:318番)
茎を途中で分岐させてもGOOD。
⑨茎を分岐させて葉の形を変えるとより植物らしく。
(使用糸:丸い葉→318番/楕円の葉→328番)
葉が小さくなるから刺繍は少し難しいですが、ゆっくりやれば大丈夫。
丸い葉は、拡大するとこんな感じ。
⑤と刺し方は同じですね。
刺しづらければ刺繍枠を回転させて刺繍しやすい方向にしてくださいね。
楕円の葉は拡大するとこんな感じ。
刺し方は⑤と同じです。
茎はすべてバックステッチです。
⑩これにて完成!!
丁寧に刺繍すると葉っぱも結構時間がかかります。
あとは下書きを落とします。
完成例はこちら。
終わりに
葉っぱも形、色、葉の数、茎の本数などでかなり印象が変わりますね。
私はボタニカル刺繡が好きなので、散歩ついでに花や葉を観察しつつ、写真を撮って研究中です。
一年後に、また葉っぱ刺繍してもいいかもしれませんね( *´艸`)
今後も皆さんが手軽に楽しめるような刺繍図案を投稿していけたらと思います。
刺繍作品の新作は主にInstagramにて更新中です。
他の刺繍図案も見たい!という場合は「#はなこまちの刺繡図案」にて検索してみてください(^^)/
(2021.4から図案投稿スタートしています。今後図案どんどん増える予定です!)
刺繍図案
PDFにてダウンロードできるようになっています。
「葉っぱつめあわせ」を刺繍してみたい!という方はご活用ください。
普段はここから↓が有料部分となっております。有料部分の雰囲気も感じて頂けたらと思います(^^)/
刺繍図案
葉っぱの詰め合わせの刺繍図案はこちらから↓
ダウンロード
A4サイズでの印刷を想定しています。
A4サイズのまま印刷すると20センチの刺繍枠にちょうどいい大きさです。
100%→20cmの刺繍枠
75%→15cmの刺繍枠
50%→10cmの刺繍枠
ですのでお手持ちの刺繍枠に合わせて印刷サイズは調整してください。
※印刷環境などにより多少の前後がある場合があります。ご了承ください。
利用規約
図案を利用した作品の販売、図案の販売などの商用利用不可。
ご自身で使う手芸作品制作、金銭を介さないプレゼント制作及び譲渡などなどにご利用ください。
図案の二次加工、複製禁止。
ネット上に画像データ、印刷した図案のアップデート禁止。
図案を利用した作品をSNSにあげる際は、「hanakomachi」の名前を記載していただけると幸いです。
※刺繍だけではなく、はなこまち本人の許可なくデザインをイラスト化したり、工業製品として商品化し販売することも固くお断りします。
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