神様からのプレゼント
我が家の癒し大臣 太郎
17歳とあと少しで8ヶ月
以前もお伝えしたように歳を取ると若い頃とは付き合い方が変わってくる
17歳を過ぎた頃から食べるのに時間がかかるようになった
以前のように上手く飲み込みが出来なくなり、太郎さんのお皿の周りはビチャビチャになる
スヌーピーのランチョンマットをひいた←こんなランチョンマットを探して買うのも楽しい
お皿も少し高さのあるものに変更
食事を汁だくにすると食べづらそうなので、ご飯の後に野菜の煮汁などをあげて水分も取るようにした
食事の硬さもこれからもっと変わっていくだろう
昨日できたことが今日は難しい
そんな事も多くなる
そうした時きっとどうしたら良いんだろう?と思ったり、悩む人もいるかもしれない
『これは人間も同じ』
患者様で今まではもっと早くできたのに!なんておっしゃられる高齢の方は多い
一年一年歳を取るのだから、同じでいる事の難しさをわかっていながら『受け入れられない』
自分も少しずつそういう事が理解できる年齢になってきた
私は太郎さんと過ごしていく事で歳を取るという事はどういう事なのか?を教えてもらっている
ヘルニアになりもしかしたら自力で尿を出せないかも!と病院で言われた時から生きていてくれさえすれば‼️オシッコなんてママが出してあげる‼️そう思った
太郎さんが苦痛なく、太郎さんらしく過ごす事ができるなら
自力で尿はできるけど、トイレまで間に合わない事やオネショはある
そして、おトイレの場所を間違える事もしばしば!
若い頃なら【ダメでしょ!】と注意した
きっとそこにはオシッコをした理由も聞かなかったし、考えてもあげなかった
いつの日からか?太郎がチッチをしちゃうおトイレ以外の場所も次はおトイレの場所となる
(布団には介護や子供用のオネショシーツを敷いている)
そうする事で失敗は失敗じゃなくなるから太郎さんを褒めてあげれる
今じゃトイレシートの場所が増えているが太郎がそれで気持ちよく生活できるなら
それぞれの家庭で躾や飼い方は違うけれど
【今日も歩けたね!】【オシッコできたね!】と今出来ている事を褒めて感謝するようにしている
もちろん仕事で高齢者の患者様にも【出来なかった事に着目するのではなく、出来たことに自信を持つように!】と伝える事がある
【これができなかった‼️】と言うより、【これは出来た‼️】と思う方が気持ちも前を向く
お世話が多くなるお年頃
また失敗!これも出来てない!と思うより出来た事を見つけてあげよう!
そしてこれも一緒にお片付けしようね!と言ってあげると太郎も側で 【ありがとう❣️】と言ってくれている
歳をとって赤ちゃんの時のようにお世話が増えるのは 【神様からのプレゼント】
だから私も精一杯お返しをしてあげる
【今日も笑顔で】