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私の好き!

私はこれが好きと思うとそればっかりになってしまう事が多い。

仕事半分、遊び半分で行った奈良でも行ったことのない場所、最近行ってない場所もいいなーって思うのに、去年行った同じお寺に行きたくなる。

テーブルの上にパスタやピザ、ケーキ、くだものがいっぱいあっても同じものを食べる、これが好きだと思えばそれしか食べない!そんな事がちょくちょくある。

飽きるまでそれをみるl


今回もやっぱり、同じ所に行こう!と考えた。


行った事の少ない場所に行けば、そこがまた気にいる場所になるかもしれないのに、ついつい同じ所に行きたくなる。


一度見た時に心が動いた!それがまた味わいたくなる。

そうやっていつも同じ気に入った場所にずっと行ってしまう。

そして今回も奈良の長谷寺に行きたいと思った。

長谷寺は「花の御寺(みてら)」と呼ばれる

そして『源氏物語』や『枕草子』などの古典の中でも記される、歴史あるお寺。


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去年奈良に行った時に友人が勧めてくれた場所。

駅からお寺まで15分ほど歩く、町並みをキョロキョロしながら向かう。


草餅屋さんが立ち並ぶが静かな人通りの多くないお寺までの道をゆっくり歩くのも気持ちが良い。


朝早く長谷寺へ向かった。(仕事が午後からだった為)

大雨の長谷寺

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紫陽花が咲く中、雨が降っているせいか以前よりも静かに雨の音が聞こえる。

静寂な空気が流れていた。

雨である事がまた緑を彩り心に潤いを与えてくれた。

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多くの観音像を拝み手を合わせた時、なんだがこみ上げる物が何度となくあった。


辛い事、哀しい事、嫌な事があるわけではない。

でも、このこみ上げる想いは私の中に何かあるのかな?

その観音像様の目は何かを伝えているようにも感じるが、私にはわからない。


心の目を開きわかる時、あの時の想いはこれだったのか?と思うのだろうか?


そんなお寺巡りをし、頼まれた奈良漬けを今回も買い郵送してもらった。

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いつも購入する奈良漬け。(今西本店)

ここの奈良漬けをワンのお世話をしてくれてる母は楽しみにしてる為、外せない。

化学調味料など使わず、何度も粕を変えてつけてある奈良漬けはもうここだけでしか味わう事が出来なくなってしまった。

色は真っ黒ではじめはビックリするが、昔からの製法で作る唯一の奈良漬けには愛情のような物を感じる。

洗って数日おくと味がまろやかになる。(切りたても酒の風味が強いが、数日おく事で味の変化も楽しめる。)


今回はきゅうり、スイカの5年ものが出ていた。

真っ黒の奈良漬け。(是非奈良に行った際には食べて欲しい)

もちろんウリも買い、そのまま食べれるきざみも買い奈良を後にした。


いつまでも頑張って奈良漬けを作り続けて欲しいと願うばかり。


また来年も来れるように仕事も頑張ろう!そう思いながら横浜へ帰った。



やはり心に栄養をくれる奈良だった。

















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