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これだけやればOK!大人の歯列矯正をスムーズに始める為の準備7選

はじめまして、歯列矯正2回目治療中の歯なこといいます。

今回は歯列矯正前をスムーズにはじめる為に、自分でできる準備を私の実体験と共に解説したいと思います。
目次を見るだけでも参考になるかと思うので
ぜひ見てみてくださいね☺️


①歯科検診で事前に虫歯チェック&あれば歯石取り 

→これは矯正歯科ではなく一般歯科に行きましょう。

普段からかかりつけ一般歯科医がいればそこで大丈夫です。矯正歯科でも精密検査の時簡単な虫歯チェックはありますが、虫歯治療は一般歯科でないとやっていない場合が多いです。なので、折角矯正を始めようとしても虫歯があると治すまで装置が付けられないので、チマチマ虫歯治療に通うとなると治療開始が1ヶ月〜3ヶ月程度遅くなってしまうことが起こります。そうなると治療が予定より長引いてしまうし、矯正のモチベも下がります。だから事前に虫歯ゼロの状態にしておくとすぐ装置付けられるので治療開始がスムーズになりやすいです。

ついでに歯周ポケットの深さを見てもらったり、歯石取りなどもしておくと口腔内の環境が良い状態で矯正を始められます。

一般歯科での治療は保険が効くので、そこまで費用かからず歯科検診出来るかと思います。


②歯磨きの練習

→使うもの

  • ・磨きやすい歯ブラシ、タフトブラシ、歯間ブラシ、舌ブラシ、プラークチェッカー、手鏡です。

  • 歯磨きのやり方を解説していきます!

  • まずは普段通りに歯を磨いてから、プラークチェッカーを綿棒につけて歯に塗ります。

  • 口を濯いで、色が残っていたら自分が磨けていない部分に色が付くので分かります。

  • 大抵は下前歯の裏側とか、奥歯とか、角の隙間になると思うので、磨きにくい部分をタフトブラシ🪥←こういう小さいのや、歯ブラシを使って色を落としていきます。この時は歯磨き粉付けなくていいので、色をつけた部分を軽い力で20回くらいコシコシしたら色は落ちていくかと思います。 それを続けていくと、磨き残しが減り綺麗な歯磨きができるようになるのでぜひやってみてください。病院での指導もこの形が多いと思います。

  • ※プラークチェッカーは服や手などに付くと落ちにくいので、毎日寝る前か、少なくとも1週間に1回程度やる形が楽かと思います。慣れてきたら大体汚れている部分は分かると思うので少ない量でも大丈夫です!歯ブラシは月に1回程度交換すればいいかなと思います。私は奇跡の歯ブラシが使いやすいので、そちらを使っています!高くても安くても、自分が磨きやすければOKです。タフトブラシ、舌ブラシ、歯間ブラシなどは消耗品なのでダイソーで売ってるものを使用しています。なので意外と歯磨き用品はお金かけてません笑

  • ジェットウォッシャーや電動歯ブラシなどは自分でしっかり磨けるなら個人的にはいらないと思います。私は使ったことないですが、矯正中に虫歯が出来ることは一度もありませんでした。

  • 歯磨き粉については正直詳しくなくて、ドラッグストアにて市販で買えるクリニカのものを使っています。今の所歯磨き粉に対して不具合を感じたことがないので、拘りがなければ歯磨き粉は好きなものを使えばいいと思います。 液体歯磨き(モンダミン等)も使いたければたまに使う感じで全然必須ではないです。歯ブラシ、歯磨き粉、タフトブラシ、は毎月買って全部揃えても毎月1000円程度の出費で抑まると思います。

  • 重要なのは高い道具を使うことではなく毎日のマメな歯磨きです!!矯正中酷い虫歯や歯周病になると治療がストップしたり、場合によっては治療を途中で辞めざるを得ない状況になってしまうので治療前から丁寧な歯磨きを心掛けて見てください。

③舌癖をトレーニングで改善して正しい位置にする

https://m.youtube.com/watch?v=hf1vnqnCImU&pp=ygUWbWZ0IOODiOODrOODvOODi-ODs-OCsA%3D%3D

→これは治療前も治療中もやった方がいいです。
舌癖がある場合は装置を付ける前に指導がある所が多いので、動画で分からない場合は直接矯正の先生から教えてもらうと分かるかと思います。
現在あまりにも歯並びや噛み合わせが悪すぎて、正しい位置に舌が付けられない人は治療が進んでから再度チャレンジしてみてください。
舌で歯を触る癖などがあると、折角出っ歯を治してもまた出っ歯になったり後戻りの原因に繋がります。
口呼吸の予防や歯並び改善の手助けにもなり、顔立ちにも良い影響があるので
普段から上顎の裏に舌をピッタリつけることを習慣にしましょう。


④生活習慣を整える


→これは③とも繋がる話ですが
日常生活で寝る向き頬杖、姿勢など整えることも歯列に良い影響があります。
特に、顔が曲がっていたり左右差がある場合は骨や歯列の影響だけでなく日頃同じ向きを下にして寝ていたりすると顎がズレやすくなります。

成人を過ぎても歪みや曲がりが酷い場合は普通の歯列矯正ではなく、保険に対応している顎変形症という診断になり、外科手術をしないと完璧に真っ直ぐにはならないのですが、
そこまでしたくないけど少しでも良くしたい!という場合は今からでも生活習慣を整えるとマシにはなります。
※余談ですが歯列矯正のカウンセリングの際にも、顎関節症があったり顔の曲がりなどが気になる場合は事前のカウンセリングに矯正医に必ず伝えたほうがいいです。
矯正専門の先生でも、歯列や顔面について詳しくない先生は歯列がまっすぐ=顔もまっすぐと安直に考えてしまい、顎が曲がってるまま歯を真っ直ぐに並べると余計顔が曲がりが目立ったり、余計噛みにくくなります(私はそれで再治療中です)
オペに対応してるところでもカウンセリングや検査をしておくと、骨の状態など確認できるのであんしんかとおもいます。

⑤余裕を持ったお金の工面 



とにかく2.3年はお金がかかります。遠方だと交通費とかもあるので治療費とは別に50〜100万程度は貯金があると楽です。

医療ローンを使う予定であれば、他のローンなどは事前に返済して審査に通りやすくする。
クレジットカードを使うなら金額枠を増やして余裕を持つなどして、
いざ治療したいけどお金が払えない!!!という事態を避けましょう。

⑥医療費控除の知識

(該当しない場合はスルーして下さい)
→子供の小児歯科矯正や保険診療の場合は確実に医療費控除できますが、
大人の歯列矯正の場合にも自費診療だとしても、美容目的だけではなく、健康面の改善が目的だと認められたら医療費控除出来る場合があります。
毎月の領収証を決まったクリアファイルに入れる、医療費控除ノートに貼るなどすれば失くしにくいです。
細かいことが分からなくても、毎月の領収書や病院で貰った紙などをさえ残してあればなんとか申告出来ます!
控除できる金額は個人によって変わるので詳しいことは歯医者で聞くか、医療控除のお知らせが来たら専門の機関にお問い合わせしてみてください。
矯正はお金かかりますから少しでも損しない為に貰えるものは使っておきましょう!

⑦職場や家族、知り合いへの根回し


→意外と大事です。
本格的に歯列矯正するとなると、短くても2年、長かったら3年以上は毎月歯医者に通うことになります。
毎月の予約が取りにくい歯科医院で、職場での残業や飲み会、外せないアポなどが多いと予約変更や場合によっては仕事休まないと無理になる可能性もあります。
そういう時に普段から出来る雑用なり仕事代わりに出るなりして恩を売っておけば、自分が休む時にも堂々と休みを取りやすいです。
家族や職場の人と外食に行くこともあると思いますが、装置ついてると食べ物が挟まったり、食べるの遅くなったりとストレス溜まりがちです。
だから装置ついてる間は外食断る人も多いと思います。

家族と一緒に住んでいる場合も同様で、自分の食事は自分で食べやすいものを別で用意する、食べかすで詰まった洗面台は自分で掃除する、歯医者に行く日も出来る家事はやる。などしておくと
快く歯医者に送り出してもらえて協力してくれやすいです。

歯列矯正することをいちいち周りに言う必要はありませんが、
アイツ、歯医者を理由にサボってんじゃねーの?と思われないように日頃の行いはそれなりに良くしておきましょう。

おまけ ホワイトニングは必要ない?


→ズバリ、ホワイトニングしなくても歯列矯正は出来ます!!!
実際私もやってません。
装置が一旦付くと装置を外さない限りホワイトニングには行けないので、
着色が気になる人は事前にやっても良いと思います。
ただ、ホワイトニングもピンキリなのでセルフホワイトニングではなく、歯にダメージが行かないようにちゃんとした歯医者さんでやることを勧めます。
矯正歯科でやっているところもあるので、契約した所がいい感じならそこでやるのはアリです。
種類としては表面的な着色だけを落とすような漂白剤のような方法と、ポリリンホワイトニングなど歯のことを考えたタイプのものがあります。
どんな薬剤を取り扱っているかは歯医者のHPに書いているか、カウンセリングの時に説明があると思いますので、自分に合ったものを選択しましょう!

以上、歯列矯正をスムーズに進める為に自分でできる準備7選でした。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

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