不合格からの合格!ライター検定2級を再受験したからこそわかった「回答は〇〇」
ある日の15時過ぎ、それは突然やってきた。
ライター検定2級の合格発表。
ドキドキしながら、合格者の番号のみが書かれた表をパソコンで開く。
ライター育成プログラム(現在WEBライターコース)で共に学んだ仲間の番号が並ぶ中、そこに私の番号は、なかった。
瞬間、胸がぎゅっと締めつけられ、もう一度見るが、やっぱりない。
三度見した後、パソコンを閉じた。
それから寝ても覚めても、自分の不合格が頭から離れなかった。
育成プログラムで私の課題の添削をしてくださったメンターの村上さんに、申し訳なかった。
・・・
WEBライターのはなこです。
2020年11月のライター育成プログラムに参加して受けた「ライター検定2級」に不合格し、その後2021年1月に再受験して合格しました。
このnoteでは、
・2級検定に一度落ちて、再受験したからこそ、わかったこと
・「回答とは〇〇だった」とストンと腑に落ちたこと
を綴りたいと思います。
今、2級検定に落ちて悔しい思いをしているあなた、そしてこれから受けようと思っているあなたの参考になると嬉しいです。
落ちた一度目はこんな回答をしていた
思い起こせば、最初に2級検定を受けたとき、私はこのような回答をしていました。
・自分勝手な課題の解釈をしたまま回答
・自分スタイルの回答
・締め切り間際に半分以上を変えて提出
課題をじっくり読んだつもりでしたが、自分の思い込みで解釈していたため、求められていたものではなく、ズレた回答をしていました。
また、講座の動画で習ったような書き方ではなく、「こうした方がわかりやすい」と思って、自分なりにアレンジした書き方で回答。
さらに、何度も校正しているうちによくわからなくなり、提出ギリギリに半分くらいをガラリと書き変え。
その時点でかなり試験疲れし、「もうこれでいいや」と、書き変えた部分を深く推敲していませんでした。
二度目の受験でわかったこと
不合格から2週間後、あきらめきれなかった私は、申し込みができる日になるとすぐに再受験を申し込みました。
そして改めて動画を視聴し、検定の課題をじっくりと読むなかで、
・一度目の回答は検定動画で学んだことを活かせていなかった
・WEBライターとして基本のことができていなかった
ということがわかったのです。
「なんで一度目のときは、あんな回答をしたんだろう!?」
と、自分の出来なさ加減にも落ち込みましたが、それがそのときの精一杯だったので仕方ありません。
2級検定の際、大切なのは、
落ち着いて課題を深く読み、相手が何を求めているのかを知ること。
そして、相手に求められている形で作ることです。
不合格は悔しかったけれど、そのことがわかっただけでも、再受験してよかったです。
回答はラブレターだ
検定二度目の回答を執筆しながら、ふと思いました。
「回答はラブレターだ」
どれだけ相手のことを知っているか。
どれだけ相手のことを考えているか。
独りよがりでは、思いは届かない。
私が検定一度目に出した「ラブレター」は、完全に自分のことしか考えていませんでした。
自分がいいと思ったことを、
「これがいいから、ね? いいでしょ?」
と押しつけ、相手が本当に求めているものを、知ろうとしていなかったのです。
もし私がこんなラブレターをもらったとしても、まったく心に響かなかったでしょう。
断られて当然。
「回答はラブレター」という言葉が、すとんと腑に落ちた瞬間でした。
大切なことは、2級検定が教えてくれた
ライター検定2級を二度受けて、感じたことがあります。
講座動画・ライターコースのメンター制度・検定課題のすべて、
・ライターとして大切な基本を理解する
・学んだ内容を自分の中に定着させる
ことができるように、考え抜いて作られていること。
そして同時に、検定受験者やライターコース受講者に対する、作成者の深い思いが込められているということも感じました。
これは本当に、身体中に染み込ませるくらいの勢いで吸収しなくてはもったいない内容です!
これから2級検定を個人で受ける方は、講座動画を隅から隅まで視聴し、動画内課題もしっかり取り組んで、説明されていたことは全てメモしましょう。
ライターコースに参加する方は、メンターから受け取ったフィードバックを、注意深く何度も読み返してください。
メンターが魂を込めて書いてくれたコメントは、あなたがより読みやすくわかりやすい文章を書くために必要なことを伝えてくれています。
教えてもらったことを、余すところなく受け取りましょう。
ラブレターを書くようにライティングをしよう
今回私は、講座で学んだことをフルに活かし、相手に響く「ラブレター」を書けるかどうかが、2級検定の合格につながるカギだと学びました。
そして。
ライター検定2級を受けて学んだことを、今後どう活かしていくかは自分次第なんですよね。
今後ライターとして仕事をしていくには、クライアントさんの思いをきちんと理解し、求められている形にしなければなりません。
クライアントさんが、誰に何を一番伝えたいと思っているのか。
そして、相手にどのような行動を起こしてもらいたいのか。
私たちライターは、たとえるならば「ラブレター」の代筆者。
そのことを常に意識しながら、「相手に響く」ライティングをしていきたいと思います。
このnoteが、2級検定に落ちて悔しい思いをしているあなたに、そしてこれから受けようとしているあなたにとって、少しでも参考になりますように。
※2021年5月、ライター検定1級に合格しました。