マーケティングを学びたいですか?初心者は自分で何かを売ってみることが1番のオススメ!
ライターを始めたばかりのあなた。
「マーケティングって、難しい」
「どうやって勉強したらいいのかわからない」
と思ったことはありませんか?
私がクラウドカレッジのライター検定1級に合格してから、
「どうやってマーケティングを学びましたか?」
と、何度も聞かれるようになりました。
その際、「私はマーケティングをきちんと学んだことがなかったので、本を何度も読みました」と答えてきたのですね。
これまでは。
けれど、最近「もしかしたら私、知らず知らずのうちにマーケティングを学んでいたのかも!?」と気づいたことがあります。
それはイベント主催やフリーマーケット、ヤフオクなど、「自分で売る」という経験。
この記事では、「自分で売る」体験をすることで、どのようにマーケティングの勉強になったのか、私の経験をもとにお伝えします。
「マーケティングってどうやって学べばいいの?」と思っているあなたの参考になれば幸いです。
1.初心者で1番マーケティングの勉強になったのは「イベント主催」
マーケティングを学ぶのに、フリーマーケットやヤフオクもかなり勉強になりましたが、とくに大きな学びになったのは、「イベント主催」です。
私が30代の頃、さまざまなイベントの主催をしてきました。
そもそも「自分で主催をしよう」と思った理由は1つ。
「自分の興味がある講座を受けたいから」でした。
1人では講師が来てくれないけれど、受けたい人を集めれば、遠くからでも来てもらえる。
自分もうれしいし、興味ある人たちも一緒に学べる。
私にとっても、参加した人にとっても、講師の人にとってもいいことばっかりじゃない♪
そう思って、とにかく興味あることについて、どんどんイベントを主催しました。
私が主催したイベントは、以下のようなもの。
・「講座」:講師を招いて一緒に何かを学ぶ講座(2時間・1日・月1回×4回の連続など)5回以上
・「講演会」:お話を聞きたい方をお呼びしての講演会(3名くらいから最大参加者120名)3回以上
・「イベント」:いろいろな作家さんやクリエイターさんを集めてお客さんに来てもらうイベント3回以上
・「おうちカフェ」:何かテーマを決めて自宅で一緒に何かを作ったり、学んだりした集まり15回以上
当時はただただ自分のやりたいことをしていたのですが、今振り返ってみると、
「おお、これってマーケティングを実践で学んでいたのでは!」
と思うことがたくさんあって驚きました。
それらを大きくまとめると、この3つです。
①告知の仕方
②申し込みへのつなげ方
③満足度を上げる方法
以下、講座主催を例にして、マーケティングについて学べたこと3つを、それぞれ詳しくお伝えします。
2.主催することでマーケティングについて学べたこと3つ
「主催することでマーケティングについて学べたこと3つ」を、講座主催を例にしてお伝えします。
①告知の仕方について学べた
講座を主催するにあたって、まず最初に思ったのは、
「どうやったら自分が主催する講座のことを、知らない人に知ってもらえるんだろう?」
ということでした。
そこで、当時はアメブロを書いていたのでブログで告知文を書くことに。
ただ、ブログを書いただけでは多くの人に見てもらえません。
興味を持ちそうな人に「いいね」をしに行ったり、コメントをしたり、人のイベントを積極的に紹介したりしていました。
そして、興味を持ってもらうには、どのような告知文にしたらいいか?
たとえば講座だと、以下のような点についてわかりやすく伝えるよう気をつけて書きました。
・どのような講師が来るのか(講師の経歴や実績など)
・どのような内容をするのか(プログラムなど)
・講座を受けるとどのように変われるのか(具体的に)
・その講師の講座を受けた人の口コミ
また、他のイベントの告知なども参考にして、紹介の仕方や順番など「いいな」と思ったところを取り入れていきました。
②申し込みへのつなげ方について学べた
次に、「どうしたら申し込みしてもらえるかな?」ということを考えました。
まずは参加費です。
講師の中には、東京や大阪から来てもらう人もいます。
講師への謝礼や交通費・宿泊費、会場を借りる経費など、準備にいくらかかるかを踏まえ、参加者が「これなら参加しようかな」と思える金額設定を考え倒しました。
せっかく遠くから講師に来てもらうのに、参加者がいなかったら申し訳ないし、赤字になっては私が1番困ります。
そして、告知文を読んで「じゃ私も参加しようかな」と申し込みにつなげるには、どのような一言が効果があるか。
これについても、いろいろ他の告知を見ながら考えました。
あまり押しすぎてもダメ。ふんわりしすぎてもダメ。
呼びたいお客さんに合わせて変えてもいましたね。(ママ層には〇〇、意識高い系には△△という言葉を使うなど)
また、どこから申し込めばいいのかわかりにくいとか、めんどくさいということがないよう、わかりやすく、できるだけ簡単に申し込めるようにしました。
③満足度を上げる方法にについて学べた
申し込みをしてもらっても、実際にお金を払って会場まで来てもらう必要があります。
申し込みを受けた後の確認メールや問い合わせへの返信を、迅速・丁寧にするようにしました。
申し込みしたのに、対応が遅い・返事が雑だと信頼してもらえず、キャンセルになるかもしれません。しっかり信頼してもらえるように心がけました。
そして、小さくてもいいので、講師や参加者が、「嬉しい!」と思えるような心配りなど、常に相手の期待を上回るように準備をしていましたね。
たとえば、参加者それぞれに講義の資料をすぐに入れられるファイルを用意したり、会場にお花を飾ったり、休憩時間にちょっとしたお菓子を用意するなど。
ささやかなことでも、心からのウェルカムの気持ちを伝えていけば、参加者や講師の満足度につながります。
満足してもらえると、自分のブログなどで感想を拡散してもらえることも。
「あの人のイベントだったら間違いない」と思ってもらえるにはどうしたらいいかな、と常に考えていました。
その1つひとつの積み重ねからか、講演会を主催したときには、120人の参加者が集まったこともあります。
まとめ
私がイベント主催などをするなかで、マーケティングについて以下の3つを学べました。
・告知の仕方
・申し込みへのつなげ方
・満足度を上げる方法
初心者がマーケティングを学ぶには、最初は本を読むのもいい方法です。
ただ、改めて振り返ってみると、実際に体験した方が圧倒的に身につくと感じています。
とはいえ、イベント主催はこのご時世でもあり、敷居が高いと思う方もいるかもしれませんね。
そのような方は、たとえばメルカリやヤフオクで商品を売ることでも、マーケティングが学べますよ。
買う側から売る側になってみると、「こんなにも深く考えることがあるんだな!」と、実際に体験したからこそ初めてわかることがたくさんあります。
まずはできそうなことから「自分で売る」という経験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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