見出し画像

何年たっても心に残っている、嬉しかった接客3つ

普段何気なく買い物をしていますが、時々ハッとするくらい嬉しい接客をしてくれる店員さんがいます。

それはほんの一瞬の出来事だったりするけれど、何年もずっと私の心に残っていて、たまにふっと思い出しては心がほんわか温かくなったりするんですよね。

今回は、私の心に残っている「嬉しかった接客」3つを紹介します。

① さりげない気遣いが嬉しかったミスドの店員さん

数年前、時短で働いていた頃のことです。
仕事帰りに時々ミスタードーナツへ寄り、ノートパソコンを持ち込んで仕事をしていました。

その頃ある治療のための薬を飲んでいたので、その日も「ドーナツを食べた後に飲もう」と思い、ドーナツとコーヒーのトレーに薬を置いていました。

「薬を飲むのにコーヒーはちょっとな。あとでお水をもらいに行こう」と思っていた私。
その時、「コーヒーのおかわりはいかがですか?」と聞きにきてくれた店員さんが、「お水をお持ちしましょうか?」とさりげなく声をかけてくれたのです!

そのタイミングのよさと気遣いに驚いて、思わず店員さんを見上げ「ありがとうございます!ちょうどお水が欲しかったので嬉しいです。よろしくお願いします」とお願いすると、笑顔ですぐにお水を持ってきてくれました。

そのことがきっかけで、なんとなくお互いちょっと距離が近くなったような気がして、その後もその店員さんと笑顔で挨拶をかわすようになったのです。

もしも店員さんが、ただ何となくコーヒーのおかわりを聞いてまわっていただけだと、私がトレーに置いていた薬には気づかなかったでしょう。
見たとしても「薬を飲むなら水があった方がいいかな」とまでは思わなかったかもしれません。

その店員さんが、お客さん1人ひとりに対して日頃から丁寧に関わっておられることが感じられて、なんだかとても嬉しくなった出来事でした。

② 笑顔と動作が美しいスーパーの男子店員さん

以前、たまに行くスーパーのレジで、これまで見かけたことのなかったレジの店員さんがいました。
大学生くらいの男の子ですが、驚いたのは彼の笑顔とレジの打ち方でした。

最初に「いらっしゃいませ」と、とても爽やかな笑顔で挨拶をしてくれて、それだけでも好感度アップだったのに、彼のレジ打ちはこれまでのどのベテランの店員さんよりも美しかったのです。

品物をカゴからサッと取り、ピッとバーコードに通して新しいカゴに入れていく。
「ピッ」まではとてもすばやく、けれどもカゴに品物を置くときはとても丁寧に、そっと大切に置いてくれます。

その緩急ついた美しく流れるような動作に、私は目が釘付けになってしまいました。

今まで生きてきて、ここまでカゴへの入れ方が美しいと思った人はいなかった。
しかも自分の息子とあまり変わらないくらいの男の子です。

「彼はいったい、どこでそのようなレジ打ちと接客を学んできたのだろう?」と思うと同時に、一気に彼のファンになりました。

自分が買った商品を大切に丁寧に扱ってもらうのは、こんなにも嬉しいものなんだな、ということを初めて経験した出来事でした。

③ マスク越しでもわかる笑顔が素敵なスーパーの店員さん

よく行くスーパーで、先日いつものようにレジで支払いをしていた時のこと。
ふと目を上げると、私の目をまっすぐ見ながらマスク越しでもわかる笑顔で「ありがとうございました」と店員さんが言ってくれていて、ハッとしました。

買い物で支払いをする時、私はいつも店員さんにお礼を言います。
けれども、”お財布をかばんに入れながら” とか、これまでは何かをしながらお礼を言っていたことが多かったかも、と気づいたのです。

相手が見ていなくても、しっかりとお客さんの顔を見て、笑顔でお礼を言ってくれていた店員さん。
「失礼なことをしていたな」と心の中で反省しつつ、私も笑顔でお礼を伝えました。

ほんの少しでも笑顔でやりとりすると、なんだか自分の気持ちが明るくなるんですよね。
その時からどのお店でも、店員さんとやりとりをするときは、ちゃんと目を見て話したりお礼を言ったりするようにしています。

まとめ

画像1

ほんの一瞬の出来事でも、それが何年も心に残ることがあります。

誰しも自分自身や自分が買った商品に対して、大切に丁寧に接してもらうのは嬉しいことですよね。

ふと以前の生活を思い出したことで、コロナ禍によって人との会話やふれあいが減っていることを改めて実感し、少し寂しさを感じました。

けれども、マスク越しではあっても目の前の人にきちんと目を合わせて、一瞬でも心を通わせることはできます。
自分自身、意識しながら気持ちをこめて周りの人と関わるようにしたいな、と思いました。


※スピードライティング強化note③ 14分20秒 1440文字(1分間100.4文字)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?