最近の関心事 美術やらメンタルヘルスやら
最近、益田先生のYouTubeチャンネルをよく見ている。
昔チラッと拝見した時は、なんだかすごく厳しいことを言われている様な気がしてウッ…となってしまって、それ以上見ることが出来なかったのだけど、今は不思議と、勉強になるなぁと思いながら見ることが出来ている。精神的に落ち着いたということだろうか。
たまにすごく自虐的なことを仰ったりするので、益田先生自身のメンタルが心配になったりもする。余計なお世話だろうけど。
基本的に専門用語を使わず平易な言葉で説明してくれるので、寝る前にぼーっと見ていても頭に入ってくるのが良い。
精神医学、心理学を体系的に学ぶには放送大学の講義でいいと思うのだけど、あえてこのチャンネルを見るのには理由がある。精神科医が臨床での肌感覚で得た所感などを含めて話してくれることだ。
精神科医との間に限らずとも日常生活の中で色々な気づきがあるけど、それを言語化して、医師というある意味権威のある人の口から言われることでハッとするということがあって、それを目的として見ている。
普通に友達や恋人に「そこまで気にすることないんじゃない?」と言われてモヤモヤしつつもそうなのかな…と腑に落ちないようなことがあったとして、益田先生の口から「そういうのって患者さんが気にしすぎてるだけのことが多いんですよ」とかって言われると、あ、そうなんだ、って納得できるというか。
あなたってこうですよ、とか、それってこうじゃないの、とかって言われるとむむむ…となるけど、色んなメンタルに問題を抱えた人と関わっている専門家が「そういうこと(人)ってこういうことなんですよ。こういうことのような感じがしますよ。」と言ってくれるとすんなり飲み込める。
あと、以前からかかっている心療内科の先生の言わんとすることとか治療方針に納得いかない部分について、治療する側の人間の意見が聞けることで、あーあれってこういうことだったのね、とか、こういうことがあるから敢えてああ言ったのね、と理解出来たことが個人的にすごく良かったと思う。おそらく信じていい先生なんだということもわかったし。
美術の話。
モチーフで読む美術史という本を読んだ。
これは本当に面白かった…。辞書代わりに常に携帯したい。ペストと矢の関係性とか、普通に見てても絶対気づかないもんな。セバスティアヌス、いかにもカラヴァッジョが好きそうな顔してるよなー、と思ったらやっぱ描いてるし…。(真筆かは不明らしいが)人間の性癖って今も昔もそう変わらないのかもな。当時にpixivみたいなのがあったら面白かっただろうな…。
ブロンズィーノの「愛の寓意」は鳥肌が立つほど面白い解説だった。ド派手で目を引く構図、色彩、コントラスト。その中に隠された意味を紐解いていくと…ゾッとするほど深い絵です。
というか、そもそもこれって、母子なんだよな…。色んな意味で怖いです。やはり教養人というのは深読みさせたがる生き物なんですね。
さて、現実に戻ろう。
こんな感じであちこち寄り道しては簿記2級の勉強から逃げたり戻ったりを繰り返している。ただ、とりあえず時間がかかってもこの資格だけは取ることを決めた。
腹を括って経理の道で食っていく覚悟が決まったということでもある。
理由としては、一旦実務経験さえ積んでしまえば次からの転職が比較的楽になるということ。どんな会社にも経理部門は必ずあるので、仮にこの先AIに代替されていくとしえも、経理という仕事が丸々なくなることは考えにくいということ。
そして、求められるスキルがわかりやすく、同じ経理職であればどこへ行っても汎用性が高いこと。
とはいえまだスタートラインにも立てていない。23歳、まだ若いから大丈夫とも言われるけど気は焦る。とにかく今年中に資格だけは取らなければ。
頭の中の整理のために以前はツイッターを使っていたけど、ツイッターってなんか…意地の悪い人がすごく多いなと感じていて(ごめんなさい)、いちいち何を言うにも批判に怯えるようになってしまったと言うか。それでnoteにこうして無秩序に綴っているという感じです。
嫌な気持ちになることが多いんですよね。ツイッター見てると。
趣味(車)の繋がりがあるので消したくはないけど、あんまりどっぷりいたくもないなと言う感じ。
そういう感じです。
ではまた。
20230507