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薄暮

好きな時間である。日が終わったなぁと感じる一瞬がたまらなく好きだ。一瞬で終わる好きな時間である。また明日と自分に言い聞かせて生きる。ちっぽけな目的。それだけで十分生きる価値がある。自死する人に言いたい。目的はなんにせよ心を動かして生きる、そしてこんな薄暮にも感動する感性を忘れないように生きる。価値や目的なんかどうでも良いから、ひたすら感動してみる。そしてまた明日。じゃあねと生きる。死ぬまで生きる。死ぬ時は勝手に心臓止まるから、無理に死ななくても大丈夫。止まりかけた僕がいうのだから。死にたくない。明日の薄暮がまた見たい。ただそれだけでいい。なんか小椋佳みたいになっちゃったけど、本当にそれだけでいい。戦争もなく心が殺されない世界に生きて何が不満なんだい?死ぬな。生きろ。生き続けろ。また明日が来る。来てくれる。そう信じて生きてみよう。

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