【備忘録】ベルリンで腎臓専門医に行ってみた。〜予約から受診までの流れ〜
自分はいま美大留学のためベルリンに2023年7月から来ていますが、腎臓に持病があります。
この持病は日本でも2ヶ月に1度検査と受診が必要な病気です。
そのためベルリンでも主治医を見つける必要があったり、正直保険の加入もこの持病のせいで人よりすんなりいかなくて時間がかかった気がします。
そしてとうとう今日初めてベルリンで腎臓専門医の診察を受けて来ました。よかったー!
友人に医者の知り合いがいて、その人に教えてもらった病院です。
忘れないうちに予約から受診までの流れを記しておきたいと思います。
いつか持病があっても留学したいと思う人がいた時のために!!
予約
病院のコンタクトフォームからメールをして、およそ1ヶ月後に予約が取れました。
メールの返事は比較的早く、最初に日本の病院で書いてもらった診断書や紹介状(英語版)をメールに添付しておきました。
予約日時の提案がメールで返ってきたので、自分の都合を考慮して、3ラリーくらいして予約が成立。
有効な保険証を忘れないでって書いてありました。
予約当日
予約時間の5〜10分前くらいに病院到着。
私が行った腎臓専門医はこじんまりしてたので入り口入るとすぐに受付があり、入ったら名前を確認されました。
最初に保険証を確認され、機械で読み取り。
そのあと、かかりつけ医からの紹介状あるかと聞かれましたが、初めで病院に来たから日本の先生からのしかないと答えました。
そのあと問診票的なのと、サイン、連絡先記入の用紙を渡され、書き終わったらフロントの人に渡す。
その後15分くらいかな待合室で待って、先生に呼ばれる。
流れは割と日本と変わらない感じでした。
診察
日本では問診、診察の前に尿検査、血液検査をするのですが、今回は初診ということもあるのか、検査の前に先生とお話ししました。
先生は英語があまり話せない優しいおじいさんでした。
英語があまりわからないのは少し困ったけど、私のドイツ語でも一応なんとかなりました。
むしろ英語でめっちゃ早く話されるよりはいいかなとも。
検査
問診のあと、エコーみたいなので腎臓の状態をみて、その後また少しお話し。
エコーは日本ではやらなかったので意外でしたが、問題ないよとのこと。
そのあと処方箋(赤い印字の紙)を渡されフロントに戻り、尿検査の案内をされました。
尿検査もそんなに日本とは変わらない。コップがプラスチックだったことくらい。
そのあと血液検査。
血液検査は針が日本より若干太かった気がする。気のせいかも?
検査結果を先生が電話で後日伝えてくれるらしく、そのあと話す必要があるから病院に来てくださいとのこと。
また来るのは少し面倒だけど、日本だと尿検査血液検査のあと結構待つので、それはそれでいいかなーと。
処方箋、薬受け取り
受診後近くのApothekeに行き、処方箋の紙を渡すと、薬を用意してくれます。
高すぎる薬は別のに代用していいか病院に電話で聞いてくれ、在庫がなくて用意ができない薬はまた別の日に取りに来てと言われました。
別日に来るのも面倒だなーと思ったけど、日本の調剤薬局より待ち時間が早かったのでそこはありがたかったです!
持病は留学の障壁にしてはいけない。
定期的に病院に行く持病を抱えてる人はわかるかもしれませんが、病院って行くだけで疲れますよね〜。
日本の大学病院よりは疲れない気がしたけど、それでも初めてのことだから疲れました。
私と同じ持病を抱えてる人はそんなに多くはないので、こうやって留学行こうってなる人も多くはないと思います。
ただ、他の持病を抱えてて、留学ないしはワーホリなど、海外に行きたい人は少なからずいると思います。
正直健康体の人よりは大変なことも多いと思います。
でも私は病気のせいで人生の選択を左右されるのは合点がいかないのでなんとか道を模索していきたいと思っています。
無理は禁物ですが、今の時代は昔と比べてグローバル社会になってきているので、なんとかなります。
なんとかなる!と信じて、持病があってもやりたいこと挑戦したいことが見つかれば躊躇せずにやってみちゃいましょう。
それで病気が再発しても、私は後悔しません。
正直私の病気は再発もします。
でも何もしてなくても再発する時があるので、何か新しいことしたら再発するわけじゃないです。
逆に完全健康体じゃないからこそ、命を無駄にしたくないという気持ちが病気になる前より強くなったと思います。
時間は有限なので、やりたいことがあったらやってみる以外の選択肢って存在しますか?笑
少しでも持病持ちで留学を考えてる人たちの背中を押せたら幸いです😉