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第109話 貧血が進んでしまう

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前に首からのダブルルーメンカテーテルを入れ替えてます。と書きましたが、今回3度目の入れ替えでカテーテルがまた詰まりだしまして。

透析3時間半で回路とカテーテルが詰まってきて、慌てて血液回収するも、6~7割くらいしか返血できず、貧血が進んでます。

どうやらこの日の14時からシャント手術できるそうで、次の透析に間に合うかな。
常に綱渡りな人生を生きてる感が満載。。

カテーテルは、、、
透析医は、感染が怖いから抜きたい。
消化器内科医は、点滴を入れる場所が無いから、何とか確保しといてほしい。
という訳で、首からのダブルルーメンカテーテル詰まりだしてますが、機械で点滴を押し込んでます。自然落下は無理。

白のサルスベリ
落ちた花弁を手のひらにいつくか乗せて、写真撮ると綺麗ですよー。映え写真になります。

次の日、採血結果で素晴らしい数値を言われました。
ヘモグロビン5.5(正常値は11.6以上)

「大丈夫ですか?フラフラしませんか?この時点でクローン病が悪化して出血量が増えたら、命の危険がありえますから、次の透析で輸血しますね」
「フラフラはしませんけど、はい、わかりました」

またも、知らない誰かの血液を頂くことになりました。400cc、、、ありがとうございます。

うーん、、、赤ちゃんの頃からずっと正常な血液じゃないから、献血は出来なくて頂くばかりの人生です。最早トータルで何ccを頂いてるやら。
確実に全身の血液量は越えている。

透析中に入れる液体の鉄剤(フェリコンやフェリチンなど)は、もう使いすぎてアレルギー化しました。何種もあるのですが、駄目です。
入れると脳を掻き回される感覚がしてきて、止めてくれーー!!!となりまして、禁忌薬とされました。

今は透析中に入れる増血剤と錠剤の鉄剤6錠飲んでましたが、繰り返されるシャント手術とクローン病からの少しずつの出血、そして透析中に返血困難になる為のものを入れると、薬だけでは対応出来ないのですね。


この頃の私の足、、、実は、、、、、

太ももより膝関節の方が太い状態なほど痩せてました。
なのにお腹は腹水でウエストは無くて。

恐ろしいでしょ?
まだ32歳だよ?
だって点滴棒あると階段使えないし、貧血だし。
削ぎ落とされるって、こういう事。
でもね、まだ歩けてたよ。
そして、エレンタールを飲めるようになってきてた。

レミケードもステロイドも使ってなかった。



果てしない闘いをよく続けられるね。
見上げた根性だ。
そうだね、血液もらえるんだね!
ありがとうだね。

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