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第43話 専門学校と透析の生活サイクル

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専門学校の授業が始まりました。
1日に30ページくらいは教科書が進んでいきます。(凄いスピード、、これは1日休んだらとんでもないことになる。。)と思ったのは言うまでもない。

基本的に真面目なので、一語一句逃すまいと必死に聞き取ります。5時に授業が終わり、透析が無い日はとても楽です。自由な時間が少しあって休めれる!!て、本当は家に帰ったら問題集を解かねばいけないのですが、休ませてーー!
脳がパンクしそうです。体力だってありません。

透析のある日は、授業終了後に病院へ。
17:30くらいから病院の女子ロッカーでパジャマに着替えて、体重を計り透析を始めて、4時間透析です。
21:30くらいに透析終了し、止血し体重を計り&私服に着替えて帰宅。
帰宅すると22:30くらい。それから夕ご飯食べて、明日の準備して5:30に起きて、お弁当作って朝食食べて専門学校へ。
というサイクルです。

このサイクルをこなすだけで、体力が徐々についたと思います。ギュウギュウの満員電車で、人に挟まれながら寝る事も覚えました(笑)

スモークツリー
面白いですよね!こんな植物があるなんて。
ご近所さんにいましたよ。

しかしながら、教科書類が重い。しかも自分たちが授業を終えると、社会人の方々が勉強に来るそうで、教科書を机に置いておくと盗られるぞ!と先生に言われ、重さを減らす事もできません。

でも自分で決めた専門学校への道です。へこたれません。
それに私がちゃんと資格取得し卒業しないと、養護学校の後輩がこの専門学校へ入りにくくなります。道をつくり続ける役目があるのです。

毎日脳がパンクしそうになりながら、透析日は病院へ行き、それから帰宅。(あーー、誰か同じ人いないのかなー?)とぼやきたくなる日々です。

でも、専門学校の先生は商業簿記&工業簿記ともに、とても熱心に声をはりあげ分かりやすく教えてくれます。養護学校で声をはりあげる先生て、体調を気にして駆け寄る時くらいでした。
なんて優しい日々だったんだろう。。家に帰り横になるとしみじみ感じました。

今の透析導入平均年齢は、70.2歳くらいですから私のように15歳から透析してる人は、とっても少なく稀です。

だから、これを読んで下さる皆様、どうか健康で腎臓を大切にして下さい。現代医学では1番大切な臓器は、心臓ではなく腎臓と言われるようになってきてます。
そして、クローン臓器をつくるのに1番難しいのは
、腎臓なんだそうです。


専門学校生になれたね!
なんとかサイクルに慣れてきた。
えらい!えらい!

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