第53話 簿記2級最終模擬試験と検定当日
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ついに、簿記2級の模擬試験も最終に。
専門学校がコレが出るんじゃないか?と予測した試験用紙を解きました。
ドキドキドキドキ。
こんなにドキドキしてたら早く死んじゃいそう。
何度解いても、どこまでも大丈夫じゃないように感じます。
日々、勘定科目や数字を見てばかりで、目が見たくないと言ってるのも気がついていた私です。それはきっと皆同じだったでしょうね。数字だけで、お腹いっぱいで頭もギュンギュン。
家に帰っても全く落ち着きません。
少し休憩に漫画を手に取っても、そちらに集中も出来ませんでした。
そして当日、いつもより早く起きて最終模擬試験をやり直してみます。
大丈夫でも不安!
教室に着席し先生がやって来ました。
2級は絶対受かりたい!
苦しくて早く解き終わりたかった。
「はじめ!!」
問題を読み、重要な所に〇や線を引き、電卓をたたきます。
間違えない!絶対に!
周りの音も空気も緊迫感に包まれてました。
検定試験が終わる数分前でした。
先生が、専門学校が出した最終模擬試験と違う問題がある事を告げました。
いきなりざわつき、また電卓の音が響きます。
でも私は違うという、それすら気づいてなくて(え?!そうなの?)と思いながら、見直しましたが、間違いは無い気がしました。
全く余裕無い事が、逆に良かったみたいです。
試験は終了し、最終模擬試験用紙を丸暗記するように信じていた子は、やばかったみたいでした。
私は大丈夫な気がしてます。
帰り際に話しかけられました。
「岸さん、どう?!」
「たぶん、大丈夫。」
「えーー!!」
似たような言葉が飛び交う帰り道でした。
1階に合格者の名前が貼り出される日が来ます。ズラズラと名前がある中で自分の名前を探す日が来る前に、担任が階段で通りがかり
「岸、おめでとう!」
「、、、やった、、!!」
(うそ!ホントに?!)
張り出された日に名前を探します。(あった、ホントにあった!)
良かった。これで養護学校の後輩は、きっとまた入学できる。
1つのプレッシャーから解き放たれました。
2級の検定日の次から直ぐに、簿記1級の勉強が始まりました。1級は2級と段違いの難しさです。簿記の理論が頭に入り切っていないと、問題も理解出来ない領域です。
はーーー?!理解が追いつきません。
これは、、分かるようで分かってない!
皆に付いて行けるのか??
自分の勉強不足がたたるのでした。
皆はどうなの?!
おめでとう!
最低ライン取れたね!
透析しながらよく取れたよ。
褒めていいんだよ!
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