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第54話 薄汚い話と自分の思考

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同級生に少し年上の男の子が2人混じっていました。その2人が私の隣で、お弁当を食べていた時の話です。

「〇〇は生でヤレるな。〇〇はだめだ。」
指し向かいで食べていた、もう1人の男の子は無言を貫いていました。
真っ昼間に、しかも女の子が隣でお弁当を広げて食べているのに、お構い無し。

私は睨み付けていましたが、気づきもしないでベラベラ。もう1人の男の子は、止めもしないで聞きづらさを我慢していたみたいです。
(お茶ぶっかけてやりたい。でも、やっちゃダメなんだろうな。どっちも同罪かな?)

気分の悪い時間でした。あれが年上か。どう育つとああなるんだろう?と逆な興味が湧きました。
普通なら親の顔が見てみたいと思うんだろうなー。でも、自分を正すのは自分自身で親は関係ないです。

私はとんちんかんな愛情な両親を持ちましたから、他の大人や主治医や漫画がちゃんとした愛情を教えてくれていました。

スターチスと蝶々
ちょうどいい瞬間を撮れました。

1人の人間が性について興味を持つことは、自然なことです。ですが、人間の尊厳を無視し勝手な趣味嗜好や理解できない哲学を振りかざして言い訳がありません。

加えて書かせていただきますが、〇〇は生でヤレるなと言われていた女の子は、ニットのワンピースの女の子です。その子は自分が目立つ為に、わざと男の子を利用していた様に見えました。なので騙される子では無いと思います。

きっと自分の心臓病と向き合い、自己を確立していってる所です。女の子も性に興味があるからこそ、ニットのワンピースを着ていたわけですし、それほど世間知らずには見えませんでした。きっと私の方が世間知らずでしょうね。

知ってる変なのは痴漢にナンパ男に、ニュースの報道と変というより特殊な中ちゃんくらいです。
バチカン共和国の枢機卿だって性欲あるでしょうしね(笑)

あ、また口滑ったかも。

とにかく、その女の子がきっと無事に幸せな人生を歩めていることと、理解できない哲学を持ってる男の子が、あ、年上だから成人してるか。まともな人になってることを祈るのみですよね。

何せ、3回くらいクラス替えがあって別れてしまってて分からなくて。専門学校の同窓会とか無くて。

自分を丁寧に扱うって大切なことなんだけど、病気のことで体の様子を観察し、対応するのは慣れてても、私はなかなか出来なかったなー。


自分を大切に扱ってほしいなら、先ず自分自身が大切に扱ってあげようね。
出来るようになると、きっと未来は広がるんだよ。

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