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第121話 転院日が決まったけれど

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転院日が決まりました。
2009年4月16日(木)です。朝の10時に着いてほしいとの事。
こちらの体の事情を知っていても容赦無しです。
普通の人でも県を跨いで10時に着くって大変です。

4月3.5.8日に輸血を400ccずつ入れました。
炎症反応の値は18と私の体も容赦無しです。
介護タクシーで行くのか、救急車で行くのか?
誰か付き添いはきてくれるのか?
高熱や寒気無く痛み止めが効いてるうちに着けるのか?

人生の細い平均台の先は、沼地からジェットコースターに移動?どれでもいいけど、進める日にちが決まりました。

ヨウシュヤマゴボウ
見つけても触らないで下さい。全体に毒があります。
アジサイやスズランも触ったら手を洗って下さい。

主治医が代わっていました。
キューピーの様な頭に大きな声のおじさんです。
まともに寝れてない事を告げると、フルニトラゼパムを処方してくれました。(フルニトラゼパムは睡眠薬として最強の薬です)

念の為に心電図を付けて薬を飲みました。
12:00まで昏昏と眠りました。目を開けて時間を見てびっくり。ですが、スッキリ感はありませんでした。薬に頼って寝るって難しいものです。
寝て起きたら悩みが無かったら違うのかな?

薬を変えてもらいました。
アタラックス-p(アタp)になりました。抑うつや不安、不眠にも効くようです。
前の主治医への不安感にも使いたかったな。処方主が変わらないなら無理か。

ですが転院日が決まったからか、主治医の人柄が良くなったからか、薬が合っているのか分かりませんが、新たな花も買ってきたりして穏やかな時間を過ごす時が増えました。

薬はペンタサとアタpを飲み、解熱鎮痛剤して座薬(ボルタレン)と点滴(ペンタジン)を交互に入れ、炎症を抑える抗生剤(パズクロス)を透析終了前に入れる。
という具合です。(ペンタサはクローン病の薬です)

さぁ、どうやって体を保って転院するか?
手段は?
付き添いは?
どうなりながら転院するのか、分かりませんでした。




やっとここまで来た。
とにかく、おめでとう!
お花どうする?誰かにあげようか?
ジェットコースターかな?
不安と緊張は手を繋いでやってくるね。

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