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第100話 仙人化とプルプル限度

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鼻からイレウス管を入れています。
イレウス管とは、透明の管が鼻から小腸まではいっていて、狭窄がある為に腸の圧力を下げて、助けるものです。

口に入れれるのは氷のみ。
仙人化しています(笑)
体重ですか?何kgだったのか覚えてないです。
歩けてましたよ。

その体なので、下剤無しの前処置無しで大腸カメラをするのですが、直腸(肛門から近い場所)を診たいそうです。

カメラを入れると、恥ずかしいほどうんこまみれでした(笑)

そこから造影剤を入れるのですが、その前に肛門から漏れちゃうと困るので、肛門部が風船の様に膨らみ、出るのを防いでくれました。(私は見えてなくて、わかりません)
造影剤入れてよく診る為に、体位を動かします。

主治医と主治医の上司がいました。
「もういいかな。」
と言われホッとするも間髪入れずに主治医
「CT欲しいな」
なぬ?!

自力の肛門力でCT室まで、造影剤が出てくるのを我慢します。

主治医が入院中の病棟からストレッチャーのお迎えが来るように言い、ずっと肛門で我慢。
ストレッチャーへの移動もいざりながら、漏れそう。

我慢しながらCT室への道で、ガタンと揺れるのも辛い。CT室につき撮る為にいざるのも漏れそう。
バンザイしてCTを撮ってもらい、またストレッチャーにいざる。
プルプル限度!!

病棟について点滴棒をガラガラ引いて、トイレにダッシュしたのは言うまでもありません。

助ける為とはいえ、色々な経験を積ませてくれます。
そして現代医療の限界と複雑化している自分の体にため息が出ます。

これで、手術できるのかな。
検査、終わりかな。
疲れた、、。

決戦は金曜日。
DREAMS COME TRUEの曲があったな。だけど私はドリカムファンじゃ全然無い。
私の心にはドリカムの曲は響かないのだ。

金曜日、手術。

1、狭窄2箇所
(腸は炎症と良くなる寛解(かんかい)を繰り返すと、段々狭くなります)

2、腸重積あり

こんな感じらしいです。
子供の頃は平気だったのにね。


3、瘻孔(ろうこう)1箇所
(瘻孔とは、腸内の消化物が正常では無い所へ出ていく状態です)

イレウス管は入れたま手術に行きます。





検査漬け、お疲れ様。
毒を食らわば皿まで?そんなことしなくていいよ。
もう楽に生きていいんだよ。

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