第117話 血管がない 2
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前は右足の付け根にIVH(中心静脈栄養)を入れていたのですが、高熱続きで感染してる可能性もあるとのことで抜いてしまいました。
そして左手の刺せる所に刺していたのですが、漏れてしまう。
(元々血管が細い上に、シャント造設手術を繰り返してきた過去があり、末端へいく血液量も普通の人より少なく、さらに困難)
血管を使いすぎて血管が潰れてしまい入らなくなりました。
(右手は現在使用しているシャントがある為、点滴や採血や血圧測定などは出来ないのです。大切にしなくてはいけません)
そんな理由から右足の甲から刺していたのですが、重力の関係からか3日目には膝から下がパンパンになりました。
針を刺したら体液が噴水しそうにパンパンです。
案の定、きれいに全身に点滴や痛み止めが流れなくなってるといけないので、針を抜く事に。
抜いたらびっくり!
パンパンすぎて体から逃げ出そうとした体液が、針を固定していたシートの下で水膨れになっていました。
シートを剥がすと体の皮がめくれて痛い!
そこに高齢者が床ずれに使う特殊な早く治る黄色いシートを貼られました。
そして仕方無く左足付け根からIVHを入れようと試みたのですが、、、。
私の足の付け根の太い静脈は、透析ができない時に高校生の頃からダブルルーメンカテーテルをいれたり、前にもIVHを入れたりしていた為にしなやかさを失い、血管がかっっったい!!
4回頑張ったのですが、局所麻酔してても痛い。
「もう一度いいですか?」
冗談じゃない!!
疲労で体力の限界!!
ギブアップです。
(このサディスト。。ムカつく)
え?!何も言ってないです!(笑)
そして左足のくるぶし近くの静脈から点滴をとりましたとさ。
足から点滴や採血て、手よりずっと痛いのです。
前に両脇の下の血管を、シャントに使える血管は無いかと、手術して血管を探したけど結局見つからず。
脇の下て深いから局所麻酔効きにくいし痛かった。
傷の功名で脇毛は生えなくなりましたが(笑)
造影剤アレルギーで使えなくて、使える血管は造影剤で探せないから、切って見るしかないのよね。
本当に医療に使える血管ありません。
もういいよ。
よくギブアップ言えたね!
足からの点滴もよくやってる!
寝れるだけ寝て休んでね。
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