第105話 カパカパ
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点滴を減らせてもらえて浮腫が無くなり、まともな体と顔に戻れまして、久しぶりにブラをつけたのです。
面会あるから。
そしたら、カパカパ。。
サイズ2ランクは落ちてる。
まぁ、乳癌でえぐれるよりいいよね。。
妹にLINEした
「ブラ、カパカパ」
「あれだけ痩せりゃーねー」
「ブラ高いから買い直したくない」
「目指せホルスタイン!!」
やだよ(笑)
どんな励まし方よ。
手術すると誰でも少し痩せます。
体力消耗するので。
ましてや絶飲食からの手術です。肋骨見え見えです。
パジャマ着てれば、あまり分からないけど。
脂肪の白い点滴 イントラリポスを入れました。この頃は一日おきに入れました。
普段の点滴に脂肪は入ってないので、食べれてもいないし。
この点滴は、子供の頃から見かけていた事があります。長期入院の子がしていました。
ついに私もか。。
基本的にクローン病の人は、脂質や油分の少ない食事をしますので、痩せています。
それに手術が加われば、歩けてるのは不思議なほど体重は蒸発して行く。
手術で悪い場所を切除し、回復してこれば娑婆に出られ、手術前の体に戻れます。
ですが、手術が上手くいかなかった場合は?
腹水を無くさないと再手術は難しいだろうなー。
消化器内科医師も頭を抱えています。
ですが再手術は12月5日(金)とされていました。
腹水は3kgあり、本当の体重は、、考えたくないです。
しゃがんで荷物整理をしているだけで、息切れしました。腹水で腰痛になっているのに、直ぐにベッドに横になります。
ゆっくりゆっくり歩く私に妹が合わせて歩いてくれていました。
心の内を吐露しますと、強制退院したいです。
治療不可能で。
もう、どこの病院にも行きたくないですし、治療というもの全てを拒否したいです。
行けないなら、緩和ケア病棟に行かせてほしい。穏やかに笑って過ごさせてほしい。
もう、それでいい。
病院の天井も見飽きたね。
基本的にアウトドア派なのに、よく耐えてる。
外の空気、吸いたいね。
太陽の下で遊びたいね。
それなら体使うの諦めないで。
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