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第123話 ビーチボール

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手術前に肺機能強化の為に、ビーチボールで練習が始まりました。

1.座って落ち着くまで自然な呼吸を繰り返します。

2.膝まで上半身をかがみ込み、息を吐き切ります。

3.上半身を起こしながら、肺を満たします。

4.満たした息でビーチボールを膨らませます。

これを繰り返して、ビーチボールを何回でパンパンじゃなくていいので、丸く満たせれるか?!を練習するのです。
最初の方は、7回かかりましたが6回になりました!

普通はゴム風船でやるのかもしれませんが、私はラテックスアレルギーでゴムが触れないのです。

ポーチュラカ
最寄駅で赤と黄色が仲良く並んでました。

あとは、おもちゃの様な器具があります。ピンポン球より小さな玉が何個か並んでいて、ピアニカのように息を吹き込み、何個小さな玉を上げられるか?という肺機能強化法です。
病院によって方法は違うようですね。

この肺機能強化訓練をしておくと、全身麻酔後の回復力が良いそうです。

今までの全身麻酔前に練習したっけ??
おもちゃの様な器具を知っているという事は、、やっている(笑)
ただビーチボールは初でした。

そして手術説明です。
手術は3回に分けるそうです。
1.人工肛門を造設します。小腸と大腸のつなぎ目に狭窄がある為、小腸の人工肛門(イレオストミー)に一時的になります。

えーー?!やだーー!!なんて言ってられません。受け入れないと回復できません。
私は小学生の頃に、お腹から尿が出る仕組みの人工膀胱でした。それの便バージョンて事です。
経験は宝!驚きません。

人工膀胱と人工肛門、両方を33までに経験してる人って、なかなかいないかも。

そして安定してきて退院したら、自宅療養し体重を5kg増やし次の手術に備えます。

2.次は大手術です。腸の狭窄や悪い場所を切り取る摘出手術です。
この手術が出来るのは、私がしっかり回復してからなので、いつになるかは未定です。

3.人工肛門を閉じて、普通に排便出来るようにします。

全部の行程で半年以上かける見込みです。
さて、行ってみよう!やってみよう!
え?!怖い?
そんな事を言ってる場合じゃありません。食べれるようになるというんですよ?
Let's challenge!




人工膀胱の経験あって良かったね!
驚かない。
だって人工肛門造っても、怖くて見ることさえなかなか出来ない人もいるからね。
もう子供じゃないから、人工肛門の管理やらなきゃね!

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