第111話 セカンドオピニオン
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クリスマスに妹から手袋をもらいました。
クリーム色のモフモフです。
兄からは挫折禁止のマグカップを年明けに(笑)
有難いことです。
入院中の名古屋第二赤十字病院研修ホールでクリスマス会がありました。
まだこの頃は雨森晴子さんは生きていて、でも日本画を書く筆を持つ力は無く辛い日々。連絡をして一緒に楽しみました。腹水仲間ですから。
晴子さんは、夏にゴミ箱くらいの吐血をし、三途の川を渡りかけたらしく、私が外科にいた時には丼3杯で済んだと笑っていました。怖すぎる。。
人が元気でいるって奇跡の連続なのかな。
楽器を演奏できる医師などでコンサートです。
ジブリの音楽に癒されました。
野球の中日ドラゴンズ選手が何人か来てました。プレゼントを手渡ししてくれてましたね。
私の体は何とか体は小康状態を保っていましたが、何が起こるか分からない。
クリスマスの食事はありません。
炎症反応の値(CRP)は4で、熱が38度以上出てました。座薬でコントロール。
お正月の食事もありませんが、寒すぎるので半纏を着て院内を散歩してました。
年明けに愛知県豊明市の藤田保健衛生大学病院へセカンドオピニオンに行きました。兄と妹と3人で。
(藤田保健衛生大学病院は、2018年10月に50周年にあたり病院名を改名しました。この病院は日本一大きな病院として有名です)
ですが結果は色よい返事はもらえませんでした。
狭窄が長くてバルーンでは無理があり、サードオピニオン、三重大学医学部附属病院を紹介されました。
家族の前では笑っていられても、名古屋第二赤十字病院の主治医と今後の方針の話をする時には、笑顔はありません。
別室で暗ーく話し合いです。一か八かの手術をするよりは、どうにか腹水を無くし、イムランという薬を使ってみるか、、という話に。
豊明市まで頑張りすぎたのか熱は40度越えになりました。
ガクガクブルブルと上がってくる為の寒さに、透析中に看護師を呼んで布団を重ねてもらうと、体力無さすぎて重くて苦しい。震えながら耐えてました。
なんでこんなにトンネルが長いんだろう?
あー夜明け前が1番暗いってどこかで読んだね。
大丈夫だよ。
足元は家族や皆が照らしてくれる。
プレゼント嬉しかったよね。
何かの治療方法があるって幸せだね。
コンサート楽しかったね。
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