詩姫界の四人組は四魔女だけじゃないぜぇ!!!!
どうも、詩姫デッキを日々研究しているカードバトラーのアイリです。
今回の記事は、新弾「ディーバ10thパーティー」に新規カードが収録されている個人的にイチオシのテーマ、レギュラーパック第一弾Xレア4体をモチーフとした詩姫である「オリジナル4」を紹介する記事になります。
この「オリジナル4」というチームは、現状カードテキストではなくフレーバーテキストでのみ触れられているものです。
スピリットカードとしても「学園神話」を最後に誰も登場しておらず、ネクサスやマジックカードのイラスト内でのみ姿を見せる時期が長かったので、イマイチ知名度や存在感が低いのは否めませんでした。
ところが、今回の[10thディーバ]シリーズでスピリットとして再登場し、「オリジナル4」のメンバーでデッキを組む前提の効果を持ちました。
これには、カードテキストとしては今更チームを乱立したくないけれど、同じデッキでは使えるようにしたいという公式の思惑が見て取れます。
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、「そもそも誰がメンバーなんだ!」という疑問に答えるべく、メンバーについて纏めていこうと思います。
○メンバー紹介
・ジークフリーダ
記念すべき第一弾のX01である龍皇ジークフリードの詩姫です。
とはいえ、詩姫として登場したのはオリジナル4の中では2番目で、最初に登場したのは下記のデリスだったりします。
さて、そんなジークフリーダですが、現状唯一の【シャイニーハーツ】所属の「オリジナル4」です。
これには、ディーバブースター初期のチーム分けの特徴である「主人公カードはとりあえずシャイニーハーツ」という点が大きく、[10thディーバ]でようやく【アブソリューツ】に加入できました。
カードとしては現在4種類存在し、そのうち3種が【シャイニーハーツ】のみであることから、「オリジナル4」構築だと採用種類は少なめになると思います。
・デリス・ペルティオ
ディーバブースター第一弾から登場している、最古参の「オリジナル4」です。
モチーフである魔界七将デスペラードと同じくコアシュート能力を持ち、盤面のコントロールに一役買ってくれます。
カードとしては現在5種類、低コストから高コストまで幅広く存在していて、あまり役割が被っていないので様々なデッキで採用の余地があると思います。
・タウリース・キング
3人目の「オリジナル4」はキングタウロス大公をモチーフとしています。
モチーフ通りコアブースト効果やライフバーンを兼ね備えていますが、「オリジナル4」で唯一【オンステージ】を持っていないので展開方法を工夫する必要があります。
カードとしては現在3種類、展開役とフィニッシュ役に別れているので、デッキでの役割をしっかり与えてあげると活躍すると思います。
・オージェリア・ディーン
最後に登場した「オリジナル4」です。
出た時期が時期(学園神話)だけに「オリジナル4」で唯一軽減に神軽減を1つ与えられています。
効果面ではモチーフである要塞皇オーディーンと同じく、創界神を含むネクサスが関係する効果を多く持ちます。
カードとしては現在3種類、アンブロ付与効果を多く持ち、全ての「オリジナル4」をフィニッシャーたらしめることができます。
○おまけ ~スピリットカード以外の「オリジナル4」~
さて、メンバー紹介は終わりましたが、先述の通り「オリジナル4」のメンバーは【歌】マジックのイラストやネクサスのイラストとして登場したこともあります。
これらのカードも、「オリジナル4」構築で使えないこともないので合わせて紹介します。
・思い出の修学旅行
・ハイファイブ
・モノクロームフォー
よくよく考えてみると、マジックカードのイラストはいつも4人揃っていて、衣装もオリジナルのものとなっているのでかなり恵まれているなと思います。
ミヤスリサ先生にどのような発注がされているのか分かりませんが、実質4枚分イラストを描いているのに1枚にまとまってしまうのがもったいない気もします。
ハイファイブの衣装が個人的にお気に入りなので、いつの日かそれぞれ単独のスピリットとして登場して欲しいですね…。
○総括~カードのまとまりとしての「オリジナル4」~
ここまでで、「オリジナル4」とその関連カードの紹介が終わりましたが、ここからはデッキとして組む場合はどのようなデッキになるのかを簡単にまとめていこうと思います。
このテーマの特徴にして最大の武器が、軽いコストで発揮できる【オンステージ】、そして登場する<系統:衣装>の器用さです。
ジークフリーダ、デリス、オージェリアの3人が所持している【オンステージ】ですが、そのどれもが最大軽減1コストで召喚可能、LV1から【オンステージ】を発揮可能というコスパの良さを誇ります。
これによって、序盤から高コスト帯の<系統:衣装>を持つ「オリジナル4」を展開しやすく、かなり前のめりなバトル展開を行えます。
だからといって中盤息切れするかと言うとそうではなく、メンバーの大半が【アブソリューツ】というサポートに恵まれたチームを持つことから、構築次第で序盤から終盤までしっかり戦い抜くことも可能です。
また、今回の[10thディーバ]シリーズの噛み合い方が尋常ではなく、特にジークフリーダは1ターンキルへのルートが数多く存在するなど、一線級のデッキへと進化したと感じています。
他にも、バウンスやコアシュートなど、豊富な除去手段を持っている点も大きな特徴だと思います。
オージェリアの公開を待っていたためにこの記事の公開が遅れてしまった面はありますが、待っている間にも個人的に研究を進めることができたので、プロデューサーカップ以降に改めて「オリジナル4」のデッキ紹介記事を書こうと思います。
○最後に
筆者はプロデューサーカップで「オリジナル4」を使用する予定です。といっても、これを書いている段階ではまだ抽選結果が出ていないので、落選していた場合は笑ってやってください。
さて、簡単な紹介にはなってしまいましたが、この記事をきっかけに誰か1人でも「オリジナル4」に興味を持ったプロデューサーが増えてくれると嬉しく思います。
ディーバ20周年までに誰か1人でもXレアに抜擢されることを願いながら、この記事の〆とさせていただきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。