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井の中のオリジナル4担当プロデューサー、大海を知る

どうも、詩姫デッキを日々研究しているカードバトラーのアイリです。
今回は、先日行われた詩姫初の大型イベント「ディーバプロデューサーカップ2014」で使用した「オリジナル4」デッキの紹介と自己反省の記事になります。

そもそもなぜオリジナル4なのか?

推し詩姫を輝かせたかったからです(真理)
とはいえ、当初はエンジョイ勢としてオリジナル4のみを採用したファンデッキで参加する予定でした。
しかし、勝ち負け以前にデッキがマトモに回らないという致命的な欠陥があり、さすがにこれではジークフリーダ達や対戦相手に申し訳ないなと思い"ちゃんと戦える(勝てるとは言っていない)オリジナル4デッキ"として再調整しました。
そうして組み上がったのが今回使用したこちらのデッキです。

ちゃんと戦えるオリジナル4を目指して

さて、ここからデッキ内容について触れていくのですが、そもそも「オリジナル4デッキ」とはどのようなデッキタイプになるのでしょうか?
彼女たちはあくまでもフレーバー上でチームを組んでいるだけで、【チーム:オリジナル4】ではありません。おまけにジークフリーダはメインチームが唯一【シャイニーハーツ】で、他メンバーと同じ【アブソリューツ】でデッキをまとめることも難しいです。

そこで始めは、メンバーの半数以上が所属する【アブソリューツ】を軸に、特徴的な大量コアブーストとドロー力を活かして展開していき、ジークフリーダは唯一【アブソリューツ】兼任の「[10thディーバ]ジークフリーダ」のみを採用しようとしました。しかし、それでは【オリジナル4】ではなく【アブソリューツ】、下手をすると【ローズベリィ】になってしまうと思い却下、しっかりと【オリジナル4】全員が輝くデッキを目指すために、過去の自分の記事を読み返しヒントを探しました。
その上で【オリジナル4】の強みの1つ、速効性のある【オンステージ】ギミックを活かすべきか、それともデリス&オージェリアでコントロールに寄せるべきかなど、様々なデッキを思案し、その度に「これではオリジナル4全員が輝くことは出来ない」とボツにしてきました。
どうしたもんか、とドツボにハマった自分は、少しバトスピから離れ冷静に考えようと前々から勧められていたアニメ「ブルーロック」を視聴する謎行為に出ましたが、そこで答えを見つけました。
ブルーロックはすごく端的に言うと日本一のエゴイストを育成するサッカーマンガです。
チーム皆で勝つためにチームプレイをするのではなく、自分の得点で勝つためにチームメンバーを利用するエゴイストがたくさん出てきます。
この考え方に影響を受けた筆者は、他ならぬ自分自身が「オージェリアの存在によってオリジナル4は全員がフィニッシャー足り得る」と解説したことを思い出し、改めてデッキの柱から見直しました。

オリジナル4にできること、できないこと

以前からオリジナル4は【オンステージ】を主軸に展開していくテーマで、いかにも詩姫らしい、包み隠さず言うと事故率の高い構築を余儀なくされていました。
事故を多少軽減してくれる「戦国フェス メインステージ」を使用しようにも、私服が【シャイニーハーツ】のジークフリーダと【アブソリューツ】のデリス2種のみで、戦国フェスの回収効果を活かしきれない点も引っかかっていました。
だからと言って【オンステージ】でドローができるフォンニーナと契約したとしても、最初の1ターンが担保されているだけで、【オリジナル4】のメンバーを活かす準備に時間がかかってしまいます。
そこで、【シャイニーハーツ】/【アブソリューツ】のカード全体に目を向け、「オリジナル4」の欠点を補ってくれるカードを優先的に採用していきました。

第1の欠点が、オリジナル4自身にはなんの耐性もない点でした。
この点は、【オンステージ】ギミックをサポートしつつ、<系統:私服>にスピリット/アルティメット耐性を与えてくれる【アブソリューツ】所属の「リゼ・クロムウェル」を採用することにし、改めて展開の軸を【オンステージ】に頼ることにしました。しかし、リゼの採用だけでこの欠点を克服したと決めつけ、その後の考察を怠ったことが後々の後悔に繋がります。

第2の欠点、それは第1の欠点で改めて浮き彫りとなった、【オンステージ】元の<系統:私服>のチームが複数に分かれている点です。
が、この点についてはすぐに答えが出ることになります。
第3の欠点である手札補充を【シャイニーハーツ】スピリットで賄うことにしたことで、自然と
・攻めるカードは【アブソリューツ】
・受けるカードは【シャイニーハーツ】
と棲み分けがなされ、「ジークフリーダ」と「デリス・ペルティオ」/「リゼ・クロムウェル」で回収対象がハッキリ役割付けられたのです。
また、全チーム持ちスピリットの採用もこの問題を受けてのことでした。

第3の欠点は先にも言いましたが手札補充でした。
一応、「[要塞王子?]オージェリア・ディーン」が召喚時効果でドロー効果を持っているとはいえ、相手の手札枚数に依存するドロー効果なので安定感に欠ける点がありました。
そこで、アクセル効果で相手の小粒スピリットを一斉除去し、その体数分ドローができる「[チョコレート大作戦]レイ・オーバ」に目を付けました。召喚時効果のデッキ下からドローも、【オンステージ】でデッキ下に行った<系統:私服>を回収できる点から相性が良かったです。
また、私服スピリットや最大軽減1コストのネクサスを多く採用しているため手札が減りやすい点を逆手に取り、オリジナル4メンバーがイラストを担当しているマジック「モノクロームフォー」も採用しました。

その後も、防御札の選択や細かい枚数調整を行い、上記の形に落ち着きました。
しかし、実際にプロデューサーカップで様々なデッキと戦う内に、まだまだ調整できた点や、そもそも自分の考察が間違っていた点などが次々と出てきたので、もっと経験を積むべきだなと実感しました。

採用カード解説

ここからは採用カードについて改めて解説していこうと思います。
普段はリスト通りに紹介していくのですが、今回はあえてオリジナル4メンバーから紹介していきます。

スピリット:13種28枚
○ジークフリーダ:3枚

詩姫で素直にネクサスを破壊する貴重なカード

このデッキの展開を支える大事なカードです。
最大軽減1コストで出しやすく、「リゼ・クロムウェル」の効果で場に残った自身や横に並んだ「デリス・ペルティオ」の【オンステージ】きっかけで相手のネクサスを破壊できる点が特徴です。
また、このデッキにおいては「戦国フェス メインステージ」の効果で「[救世の歌姫]バンリ・ゼル」や「[チョコレート大作戦]レイ・オーバ」を回収することができるので、継戦能力の底上げにも繋がります。

○[夏休み]ジークフリーダ:1枚

不意の2点は優秀です

このデッキのサブアタッカーです。
<系統:私服>を持つので「リゼ・クロムウェル」で耐性を与えることができ、そのリゼと【マイユニット:海】を発揮することで真価を発揮します。
このスピリットのシンボル増加効果はブロックされてしまうと発揮しないのですが、「[10thディーバ]オージェリア・ディーン」のアンブロ付与効果が名称のみ参照で系統は関係ないので、このスピリットにもアンブロを付与できる点が相性良く感じました。
召喚時効果でネクサスを触れる所も良いのですが、強制効果なので自分の場にしかネクサスが無い場合は嫌でも自分のネクサスをデッキボトムに送ることになる点が少し気になりますね。今回の構築では【オンステージ】元を回収する為のデッキ下ドローを気持ち多めに採用しているのでリカバリーが効きやすかったのですが、それでも出すタイミングが難しかったです。

○[10thディーバ]ジークフリーダ:3枚

ターン1同名縛りが無ければ最強だった

このデッキの展開の要です。
10thディーバを複数必要とする点から、基本的には召喚/アタック時効果はレベル2からのアタック時効果発揮後に使用します。
そのレベル2からのアタック時効果がこのデッキの要で、「○○することで~する」記述なのでこのスピリットのレベルを落としながら後続を召喚しても回復できます。
「星華のかんざし」を【オンステージ】に合わせて召喚できれば、レベル2からのアタック時効果で誰を召喚しても5点取ることができる点が最大の武器です。
見落としがちですが実は「ジークフリーダ」名称も召喚できるというのも戦略の幅が広がる印象ですね。

○デリス・ペルティオ:3枚

Pカップでテキスト確認される度に効果1個で驚かれました

効果は【オンステージ】しか持ちませんが、1コストで召喚でき、レベル1から【オンステージ】を発揮できる武器を持ちます。
今の構築では<系統:衣装>のデリスは数を絞っているので【オンステージ】はあまりしませんが、「[10thディーバ]オージェリア・ディーン」の効果でこのスピリット自身もアンブロになることから、相手の「跪いてエブリワン」をケアすることができます。

○[学園制服]デリス・ペルティオ:1枚

1コスから湧いてくるダブルシンボル

このデッキの詰めのカードです。
召喚時効果しか持ちませんが、その効果は対象を1体に限定しないコアのトラッシュ送りなので、相手の反撃の芽を潰す役目があります。
とはいえ、「[スクールバンド]ディアナ・フルール「Key」」やこのデッキにも入っている「リゼ・クロムウェル」など、スピリット耐性を与えるカードが一定数存在し、このカード自身も決して軽いカードではないので1枚採用としました。
このデッキ唯一のダブルシンボルでもあるので、「星華のかんざし」がなくとも「[10thディーバ]ジークフリーダ」と絡めて5点取れる唯一のカードという特徴もあります。

○[10thディーバ]デリス・ペルティオ:1枚

手に持ってる財布、地味に商品化希望です

最後まで枚数や採用するかどうかで悩み続け、結果1枚で手を打った迷いの象徴です。
召喚時効果だけで見ると上記の「[学園制服]デリス・ペルティオ」の方が圧倒的に詰め性能が高く、いくら【オンステージ】や「[10thディーバ]ジークフリーダ」などで効果召喚しやすいとはいえ、リザーブにコアを送る除去はどうなんだ?と思ってしまいました。
それでも採用に振り切ったのは、レベル2からの擬似的な【真・呪撃】で、【オリジナル4】に耐性が無い欠点を補えるかなと思ったからです。

○[10thディーバ]タウリース・キング:3枚

コアブ効果が優秀なので動きの幅が広がりました

このデッキで唯一バーンダメージを与えられるカードです。
召喚時効果も最低2コアブーストですが、体幹3コアブーストで安定していたと思います。
このカードがあれば「[救世の歌姫]バンリ・ゼル」のライフ回復をかろうじて越えられるだろうとこのデッキのメインアタッカーとして採用しましたが、「フィニッシングダンス」で止められる試合が多く、そこまで活躍させてあげられませんでした。
しかし、決めるところはしっかりと決めてくれるので、今後も頼りにすると思います。

○[要塞王子?]オージェリア・ディーン:1枚

契約サラスの存在もあり、今ではレアリティ以上の働きをしてくれます。

「オリジナル4」内で唯一の手札補充カードです。今回はオージェリアの【オンステージ】を採用していないので、レベル2からのアンブロ付与効果が間に合わない問題は「[10thディーバ]ジークフリーダ」のアタック時効果で召喚した場合のみ該当します。
このデッキの除去手段はボトムバウンスかコアシュートで、召喚時効果が相手の手札枚数に依存するこのカードは実はそんなにパフォーマンスが高くないのですが、アンブロ付与の効果対象が【アブソリューツ】なので「リゼ・クロムウェル」にアンブロを付与することができる=「跪いてエブリワン」をケアできるので採用していました。

○[10thディーバ]オージェリア・ディーン:2枚

プロデューサーが増えれば増えるほど活躍します

上記のオージェリアと異なり、こちらは「オリジナル4」メンバーなら系統問わずアンブロを付与します。
召喚時効果も強制効果とはいえ相手スピリットをボトムバウンス、効果で出ていればプロデューサーにコア+2と強力です。
維持コアもこのデッキの中では軽めなので、どのタイミングでプレイしても十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

○リゼ・クロムウェル:3枚

モチーフに近い構図の詩姫は個人的に採用したくなります

さて、ここからは「オリジナル4」以外の詩姫たちについてです。
このデッキの中核を【アブソリューツ】、メインギミックを【オンステージ】と決め、サブアタッカーとして「[夏休み]ジークフリーダ」を採用すると決めた以上、このカードを外すことはほぼ考えていませんでした。
初手からスピリット/アルティメット耐性のBP10000スピリットが立つ、という状況が、多くの契約スピリットを採用しているデッキに対応出来ると思った点もあります。
しかし、想定以上に「キス・ミー・レイさん」の採用率が高く(プリアニ速などの対応策ではあるので当然っちゃ当然ですが)、シンプルに返されることがチラホラありました。

○[チョコレート大作戦]レイ・オーバ:3枚

速攻対策としては一級品

プリアニ速への対応札、そして【オンステージ】元の回収要員として採用しました。
先にも言ったように、「ジークフリーダ」の【シャイニーハーツ】を活かすための側面もあるので、絶対に必要な訳では無いのですが、相手からこのカードが見えている状況はプレイを制限できるんじゃないかという目論見もありました。
とはいえ、やはりスピリット耐性や契約スピリット達のOCなど、BP5000ラインを超えてくるスピリットが多く、3枚は多すぎたなと思っています。

○[大空舞う翼]ウィンディ・ベヒモス様:1枚


全チーム持ちの最大軽減1コストスピリットです。
「戦国フェス メインステージ」の主な破棄札であり、オージェリア以外のアンブロ付与要員です。
オージェリア以上に軽いコストで召喚でき、おまけでデッキ下ドローも付いているので使い勝手は良かったですが、軽減シンボルの少ない序盤に引いてしまうと召喚に繋げられず手札に居座り続けてしまうので枚数は少なめにしています。

○[救世の歌姫]バンリ・ゼル:3枚

詩姫界屈指の強バースト

バースト枠、そして延命手段です。
このカードによって相手の計算を狂わせる算段でしたが、何故か構築段階で「[スクールバンド]バンリ・ゼル「Vo/Gt」」の存在を見落としてしまったので中途半端な結果になってしまいました。
また、【グランシエスタ】や【レイ・オーバ】が多かった影響で、1,2個ライフを増やした程度ではバーンやブレイヴによる多重シンボルの圧で押し切られてしまう展開も多かったです。
結果論ではありますが、しっかりと「[スクールバンド]バンリ・ゼル「Vo/Gt」」を採用できていれば、このカードから相手盤面への干渉、手札補充問題も一挙に解決できていたと思うので、悔いが残ります。

ネクサス:4種8枚
○戦国フェス メインステージ:3枚

い つ も の

このデッキのメインエンジンです。
対策を講じているとはいえ手札補充が苦手なデッキなので、このカードを引けるかどうかで動きやすさが大きく変わります。
ただ、やはり【ショーアップ】がないのは大きく、【オンステージ】を乱用しすぎると回収が難しくなる面があるので、破棄するカードは慎重に選ぶ必要がありました。最終的にはどの<系統:私服>でも回収できる「[10thディーバ]ジークフリーダ」を破棄することが多かったです。序盤から推しを見せつけるスタイル。

○ディーバ10thパーティー:ビュッフェエリア:2枚

最大軽減1コストの足場なのもポイントです

バトル全体を通して速度を意識したカードです。
レベル1からの効果で相手の「プロデューサーリリ」の【神技】を鈍らせ、レベル2の効果で自分の「オリジナル4」全員をフルスペックで活用するためのカードでした。
ただ、思った以上に「プロデューサーリリ」を張る暇があったら殴りきるぜ!というデッキが多くあまり活用できませんでした。
スクールバンド対面では相手ターン中の「プロデューサーアレックス(リバイバル)」の【神技】からの展開を抑制できたので、狙った動き自体は出来ていたと思います。

○プロデューサーリリ:2枚

筆者はチョコレート大作戦版よりも初期イラスト派です

「[10thディーバ]ジークフリーダ」でどの「オリジナル4」を召喚しても5点取り切れるようにするために必要なカードです。このデッキでは【オンステージ】によってターン中にコア2個を置くことが容易なので、配置時の神託を行わないこともありました。
「リゼ・クロムウェル」の高いBPを活かして、ドロー目的のアタックをしたり、「戦国フェス メインステージ」の回収先が無いときの墓地肥やしをしたりと活躍してくれるのですが、軽減の都合上2枚目以降を配置する余裕があるのか?と思ったので2枚採用としました。

○プロデューサーヘラ:1枚

アイドル七将はいつ揃うのでしょうか?

「[10thディーバ]オージェリア・ディーン」の効果召喚時の効果や、【グランシエスタ】を意識して採用しました。特にオージェリアは【神技】1回分のコアを即座に補充してくれることもあって好相性だったので、今後も組み合わせで使うと思います。
一方、【グランシエスタ】に対しては、神軽減を消せれば序盤はテンポロスを引き起こせるのですが、「新世代最可愛将孫市 黒曜の徒」を引かれてしまうと結局意味がないので、気休め程度の活躍でした。

マジック:2種3枚
○白晶防壁(リバイバル前):2枚

汎用は詩姫弾にイラスト違いでどんどん再録して欲しいです

タウリースでコアが増えるため、軽減が取れずとも打ちやすいのではないかと採用。
【ソロパート】や【起導】、煌臨を採用していないのでソウルコアは基本的にこのカードでしか意識する必要はありません。
相手スピリットのバウンス効果も、「[スクールバンド]ディアナ・フルール「Key」」や「リゼ・クロムウェル」などの耐性持ちを返しつつ、「[要塞王子?]オージェリア・ディーン」の召喚時効果の補助になるので使い勝手は良かったです。

○モノクロームフォー:1枚

オリジナル4の今後でミラージュ効果が活きる…かも?

一気に4枚ドローできる【歌】マジックです。
ミラージュ効果は「オリジナル4」に一切関係ないので、純粋にマジックカードとして使用します。
良くも悪くも手札をこのカード含めて3枚まで減らさないといけないのですが、1コストでプレイ出来るカードを多めに採用しているので、引いたバトルでは毎回4枚ドローすることができました。

ブレイヴ:1種1枚
○星華のかんざし:1枚

オンステージ軸最大の武器

【オンステージ】に反応して召喚できるブレイヴで、「[10thディーバ]ジークフリーダ」を絡めた後手1キルを狙うための必須パーツです。
とはいえ、さすがにその動きに特化しすぎると止められた際に返しで負けてしまうので、今回はあくまでも上振れ狙いの1枚採用でした。
「[10thディーバ]タウリース・キング」や「[夏休み]ジークフリーダ」に合体すれば最大3打点と、圧には繋がるカードなので、良い落とし所を見つけたいです。

プロデューサーカップを終えて

本戦ではオリジナル4全員をフィールドに召喚し、ライフを削って行けたものの0勝、ガンスリンガーも7戦2勝と、決して褒められた戦績ではありませんでした。
しかし最初に書いたように、そもそもは勝敗度外視のファンデッキとして組み、そこからバトルを成立させられるデッキとして調整してきたこのデッキで、何もできずにターンを終えたり、一方的な試合展開になることが1度も無かったことは良かった点だと思っています。
今回の対面はデッキタイプが様々で、戦っていて楽しい!と思うことも多く、自分もそう思って貰える「オリジナル4」を突き詰めて行きたいと考えています。

オリジナル4はメンバー全員、誰を主軸としても無理なくデッキとなる個性があります。
今回のデッキは、ジークフリーダを中心としましたが、【フレンド】を持つタウリースを軸にアタックステップ中の波状攻撃をメインに据えたり、デリスを中心に盤面コントロールもできますし、オージェリアのアンブロ付与を活かしてバトルを回避することもできます。
ディーバ限定戦という限られたカードプールでこれだけ多くの戦術を用いて戦うことができる詩姫はあまり居ないと思います。
なので、次弾「アフターパーティー」発売までは、一度オリジナル4それぞれを中心としたデッキを考えてみようかなと思います。

最後になりますが、今回の経験を元に大会で使用したジークフリーダ主軸のオリジナル4デッキを調整したレシピを添えて記事の〆とさせていただきます。

チョコレイとビュッフェエリア、10thデリス、夏休みジークフリーダを減らし、制服デリス/バンドゼル/白晶/Pリリを増やしました


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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