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夕暮れの空はやさしく包んでくれる| 3つの絵と思い出

こんにちは。
ハナです。
冷えますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?

今回は、私の好きな空の色から感じることと、絵のことについて書いてみたいと思います。



ある日の沖縄県伊平屋島でみた、夕方のお空


夕方の空のこと

空の色がうつり変わっていくさまが、昔から大好きです。

特に、夕暮れの、夜へと向かう空に心が惹かれます。

明け方や夕方のマジックアワーは、
パレットからこぼれ落ちたような、
青、黄、桃、白の色たちが混ざり、とてもうつくしいですよね。

たった5分の間に、空は刻々と表情を変えていきます。

そんな空を見上げていると、まるで心の中に小さな子どもが現れ、
ワクワクしながら駆け回っているような…。
そんな高揚感を覚えます。

今日出会った人、
言葉にできない感情、
誰かの温かい言葉。

それらの全てを、ハッキリと言葉にしなくてもいい。
ただ、感じて、味わって。

夕焼け空は、そうわたしに語りかけてくれるような気がします。

絵の紹介

ここで、空の色からインスピレーションを得て描いた絵を3つ紹介させてください。

夕暮れのグラデーション

愛知県の猿投グリーンロードを、
足助から名古屋方面へ車を走らせているときに何度か出会ったお空。

夕暮れがせまり、空はパステル画のようなやわらかなグラデーションに染まります。

晴れた日には、名古屋駅のビル群から鈴鹿山脈まで見通せるようなこの道。

たくさんのうれしい思い出を連れて帰るように、
わたしにとってこの夕焼けの色は、幸せの色なのかもしれません。

冬の夕暮れ、心の葛藤と出会った空


この絵は、技術的に満足がいく仕上がりにはなりませんでしたが、
それでも作品としてのこしておきたくて、ここに載せちゃいます。

ある冬の日、
友人たちとの食事会に向かう道すがら目に飛び込んできた夕焼け。

桃色と水色のグラデーションに、黒い雲と白い雲が対比をなし、
遠くには山の影が静かに佇んでいました。

その光景に、わたしは心打たれました。

でも、その日のわたしはどこか自信がなく、
友人に迷惑をかけてしまうのではないかと悩んでいました。

そんなもやもやした気持ちを抱えながら、
少し散歩をして気持ちを落ち着かせ、再び出発。

そして出会ったのが、この夕焼けでした。

まるで、この空がわたしの心を包み込んでくれるように感じました。

球体になった空は、ものすごいエネルギーを秘め、私を励ましているようでした。


記憶に残る色彩

いつこの空をみたのか、覚えていません。

ただ、夕焼け空の色をどうしても切り取りたかったのだと思います。

日が沈んでいくときの、輝くような明るい色。
水色と桃色の混じりあう、柔らかな色。

そのような異なる時間帯の空が重なり合っているさまを、
見てみたかったのかもしれません。

まとめ

わたしはその日の大切な思い出をそっとしまうように、
夕方の空を眺めては切り取って、
心においていました。

絵は独学ですし、
上手で写真のような絵を描きたいともあまり思わないのですが、
どうやら形にして残したいという欲求はあるようです。

立ち寄ってくださり、ありがとうございます。
こんな形で絵を見てもらえるなんて、とてもうれしかったです。

もしみなさんのお好きな空や、空をみて感じたことなどありましたら、
ぜひお聴きしてみたいです!

寒い日が続きますが、あたたかくしてお過ごしくださいね。
またお会いできたらうれしいです。

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