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美味しいホットティーのいれ方とは?|Yoko×hanaike プライベート紅茶レッスン #1

暮らしを彩る、ゆったりと過ごすティータイム。美味しいお茶に、お菓子・・・素敵なイメージが膨らみます。
ところで、その紅茶のいれ方、自信はありますか?
自分でいれた紅茶や、お店で出された紅茶をなんとなく美味しく感じられないのは、いれ方が違うのかもしれません。
今回のコラムでは、花と紅茶のプロ!Floral stylistの Yoko@atelierjunoさんに、紅茶の美味しい入れ方と楽しみ方を教わります。
ボリュームたっぷりなので、全4回にわたるご紹介、どうぞお楽しみください。

ようこそ紅茶の世界へ!
寒くなり、ことのほか紅茶が美味しくなる季節の到来です。

「紅茶って淹れるのが難しい」
「なんだかあまり上手にできない」

そんなふうに感じたことのある方。
ちょっとしたコツと知識で劇的に美味しさが変わりますよ!
紅茶をもっと楽しむためのメソッドをご紹介していきますので、一生ものの知識を身につけてくださいね。

第1回:基本のホットティーをマスターしよう
第2回:ティーバッグの紅茶の美味しいいれ方
第3回:バリエーションティーⅠ
第4回:バリエーションティーⅡ

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美味しい紅茶をいれるのに大切な3つのポイント

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◆温度
紅茶が美味しくない原因の最も多い理由がこちらの温度。
多くの方が温度不足で入れています。
紅茶に適しているのは沸騰したての熱湯。
水道水を勢いよくヤカンにいれて、5円玉の泡がボコボコでるくらいまでよく沸騰させます。

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この沸騰したての熱湯を使えば、紅茶はとても美味しく淹れられるのです。

保温ポットのお湯は、たいてい緑茶設定で、70℃から80℃。
温度が低すぎて紅茶には適しません。
また、沸騰を繰り返すことでお湯に空気が含まれなくなり、茶葉を開かせることができなくなります。

ヤカンでもこれは同じで、一度沸騰させて冷めたものを何度も沸騰を繰り返すことで空気が含まれなくなります。

紅茶を淹れるときはかならず沸かしたての熱湯を使いましょう。

◆適量
紅茶は一人分あたり、2.5~3gの茶葉が適量となります。
それに対してお湯の量は一人分あたり150~180ccを目安にします。

紅茶の計量にはティースプーンを使います。
ティースプーンはコーヒースプーンよりひとまわり大きいものです。

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▲左:コーヒースプーン、右:ティースプーン

あるいはティーメジャースプーンを使います。
ティーメジャースプーンは可愛らしいデザインのものがあるので、お好みのものを探すのも楽しみのひとつです。

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やや小さな茶葉や細かい茶葉の場合は
ティースプーン中山一杯が2.5gから3g

大きな茶葉の場合は
大山一杯で約2.5gから3gです。

今回は、神戸紅茶オリジナルのティーメジャースプーンを使用します。

◆蒸らし時間
やや小さな茶葉や細かな茶葉だと2.5~3分、大きな茶葉だと3~4分蒸らします。

ティーバッグはもっと短く、2分適度で美味しくいれられますが裏面の表記を参考にしてください。
では、早速紅茶をいれてみましょう!

基本のホットティーをいれてみよう

今回はポットを2つ使って、1番美味しい状態で2つ目のポットに移し変えるいれ方をご紹介します。

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■用意するもの
・ガラスサーバー 
・ティーポット
・茶こし
・バースプーン
・ティースプーン
・ヤカン
・ポットマット
・ティーコージー

■使用する茶葉
・ニルギリ

1. まず、ガラスサーバーを湯通しします。
寒い季節は冷たい道具にお湯をいれると温度が下がりますので、使う茶道具はあらかじめ湯通しすることをおすすめします。

湯通しはなにも難しいことではありません!
2センチくらいの水位にお湯をいれて温めるだけです。

ガラスサーバーにお湯をいれて温まったら、お湯を無駄にせず、そのお湯をティーポットに移してティーポットも温めておきましょう。

2. 温めたガラスサーバーに、3杯分の茶葉をいれます。

2.5gから3gが1杯分ですので、約7.5gから9gほどの茶葉をあたためて湯切りしたガラスサーバーにいれます。
なれないうちは茶葉を計量したほうが良いでしょう。

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紅茶は1杯分だけをいれるより、3杯分くらい一度にいれたほうが美味しいれられますし、美味しい紅茶はひとりで3杯くらい飲めますので(笑)、3杯いれることを基本に練習をしていきます。

3. 沸かしたての熱湯を注ぎます。

1杯分で150ccから180ccとなりますので、約450ccから540ccほどの熱湯を勢いよくガラスサーバーに注ぎます。

4. お湯を入れたら速やかに蓋をして蒸らしはじめます。
蒸らし時間はタイマーや砂時計などで計りましょう。

5. 蒸らし時間がきたら、沈殿している茶葉を軽く起こすようにバースプーンで一掻きします。

6. 茶こしを使って、温めておいたティーポットに注ぎます。
この時、最後の一滴まで注ぎます。
最後の一滴は「ゴールデンドロップ」といって特に美味しいとされています。

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出来上がったらティーカップに注ぎましょう。

こうして2つ目のポットに移し変えることで、茶葉をいれたまま渋くなるようなこともなく1番美味しい状態がキープできます。

寒いときはお茶の温度が下がらないよう、ティーコージーなどを使うのも有効です。
美味しいホットティーの出来上がりです!

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今回の茶葉は、Yoko×神戸紅茶 オリジナルティーを使用しました。

instructor
Yoko@atelierjuno
オーダー専門の花仕事と、紹介制のフラワー・紅茶レッスン教室「atelierjuno」主宰。
“季節のお花とお茶の時間”をテーマに、お花とお茶の時間のある素敵な暮らしを美しいイメージにした、Tea time artをFlatlaystyleでInstagramのギャラリーを展開。
世界中の女性から絶大な人気を誇り、雑誌、webメディアにおいて人気アカウントとして数々の取材を受けています。
雑誌や企業広告スタイリング、レッスン動画販売など花にまつわる仕事を広く手掛ける傍ら、紅茶老舗企業とコラボレーションでオリジナル紅茶を制作するなど、花と紅茶のプロフェッショナルとして活躍中。

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hanaike はないけ
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