花瓶の話をはじめます。 #1 ピッチャー編
突然ですが、皆さんの家に 花瓶 はありますか?
お花をなかなか飾らない人や、飾り始めてなんだかしっくり来ない人たちのお悩みでよく耳にするのが「花瓶がない!」「どの花瓶が良いか分からない!」というもの。
コップやペットボトル、空き瓶など、水が入れば何でも良いですよ~とにかくお花を飾ってみて!というのも一理ありますが、個人的な思いとしては、一つでも良いからお気に入りの花瓶を持ってみませんか?と言いたいです。
花瓶の世界にも沼があって、価格はピンからキリまで。
素材もガラスやら陶器やら磁器、金属、最近ではビニール製など本当にバリエーションが豊富。
色んな切り口からご紹介ができてしまいますが、hanaikeでは、まずは形別でご紹介してみることにします。
第一弾はピッチャー。
カラフェ、とも呼ばれる、いわゆる水差しです。
注ぎ口は付いていたりいなかったりですが、水やジュース、ワインなどを移し変えて、注ぐために使う器ですね。
ピッチャー
素材:ガラス、陶器、磁器、金属製など
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ピッチャーの良いところ
・フォルムで個性が楽しめる
・注ぎ口、持ち手など、ピッチャーならではの部位がアクセントになる
・花の数が少なくてもサマになる
・食卓のインテリアにマッチする
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ピッチャーの悩みどころ
・サイズが大きいことが多く、やや値がはる
ピッチャーを使った花いけ
ダリア×陶器のピッチャー
ダリアのように大きく、華やかな花材でも、安定感のあるピッチャーなら安心です。
花束を束ねてから、ピッチャーに入れる手順でいけています。
スプレーバラ×ビンテージのピッチャー
注ぎ口に流れるようなイメージで、全体のバランスを整えながらつくるアレンジ。
デルフィニウムのブルーと、ピッチャーのブルーをリンクさせて統一感をもたせています。
アルストロメリア×ガラスのピッチャー
少し青緑がかった、リューズガラス(再生ガラス)のピッチャーは、植物との相性抜群。カラフルでボリュームのある花材でも、うまくまとまります。
番外編:アロマティックハーブウォーター
ピッチャー本来の、水差し用途として活用するならこちら。
ハーブウォーターを作るなら、ガラスが涼しげで素敵です。
蚤の市やショップで、ビンテージやアンティークの1点ものを探すのも楽しいですよね。専用の花瓶から好きな器に、視点を少し広げて、お気に入りを見つけてみてください。
次回は、ついつい買いがちな「一輪挿し」にフォーカスします。
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