テルミィーのお花だより💐8月ダリア
“お天気屋”ファンのみなさーん、お元気ですか?ゴブサタしてます!
ひさびさに登場の、テルミィーです。
テルボー先輩が“おやこ林間がっこう”のあいだ、イケテル先輩と私、テルミィーは、
“お天気屋”の営業や事務のお仕事に、
がんばってました。
妖精会社にも、働き方改革してほしい…。
さて、今月のお花は、夏に映える“ダリア”です。ダリアは、キク科ダリア属の多年草で、
地下に根が肥大した塊根(球根)をもちます。
原産地のメキシコからヨーロッパへ持ってこられた当初は、じゃがいものような野菜のつもりで、栽培しようとしたそうです。
ところが、その塊根は「食べられるけど、おいしくない‼︎」ので、人間にも家畜にも向かないとわかって、美しいお花を楽しむように栽培されました。
1800年代には、イギリスやフランスの上流階級に広まっていきました。
しかし、古くアステカの人たちは、薬や家畜の飼料として利用していた、といわれています。
日本には、江戸時代末期に、オランダ船により種が持ちこまれました。
「天竺牡丹」や「ラノンケル」の名で呼ばれ、
その華やかな美しいお花は、江戸のお花好きの人たちにも、たいへん人気があったようです。
その後、日本オリジナルの品種が作られたり、
ダリア園が各地にできるなど、人気ぶりは、今でもおとろえていません。
ダリアほど多彩な花はなく、青色と完全な黒色をのぞく、あらゆる色合いをもつといわれます。
赤やピンクを中心に、黄色やクリーム色、2色咲きやしぼり咲き、ぼかしなどにぎやかな組み合わせのものもみられます。
開花の時期も長く、3〜5か月咲き続けます。
夏が過ぎても、秋いっぱいお花が楽しめます。
ほとんどのダリアのお花には、香りがありません。が、“セント・バレンタイン”という黒っぽい一重のお花が咲くダリアは、甘いチョコレートの香りがするとか。
でも、この品種は、冷涼な気温でないと、開花も香りもムズカシイそうで…。ザンネンです。
ザンネンといえば、遠い昔「食料にできない‼︎」とされたダリアですが、最近では、
イヌリンの原料として、商業化しようとする試みが!イヌリンからは、薬用の“レブロース”という糖が採れるといいます。
余った園芸種のダリアの塊根をこの目的のために、使用することが年々増えて、その需要が増大しているという話です。
ダリアが、作物として、栽培される日が来るかもしれません。
また、ヨーロッパでは、マリゴールドやキクと同じように、花びらは、サラダとして、生食用にする場合もあるそうです。
日本では、あまり見かけませんが…。
以上、ダリアの似合う女子にあこがれる(花言葉=栄華、移り気⁉︎) テルミィーでしたー。
自然と歴史の勉強につかわせていただきます。決して、飲み代宴会代にはいたしません byお天気屋